2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は21日、大会ボランティアへの応募が20日午前9時時点で8万1035人となり、募集人数の8万人を突破したと発表した。12月21日午後5時まで応募を受け付ける。 組織委によると、応募者の6割を女性が占め、外国籍の人が44%と半数近くに上った。年代別では20代が32%と最も多く、10代が17%、50代が14%。日本国籍に絞ると、50代(22%)と10代(19%)が多く、20代は12%にとどまった。 9種類ある希望分野別では、競技会場などでの運営サポートが最も人気があり、車を運転する移動サポートが最も少なかった。手続きは未完了だが、特設サイトに登録した人は13万2335人で、関心の高さをうかがわせた。 「1日8時間程度、合計10日間以上」を原則とした活動条件については、「ブラック」「やりがい搾取」などの批判もあったが、応募した人の65%は11日以上の活