前回のコラムでは、 ネット上の不特定多数のユーザーとのコミュニケーションより、身近な友人とのやり取りに魅力を感じているユーザーが多いというのが最大の特徴だと説明しました。 今回は、分かりやすいようにmixi上の友人関係の構造を可視化してみることにします。構造を理解しさえすればきっと友人同士に最適化したアプリを作ってみたくなるはずです。 今回のテーマは、「ソーシャルグラフを知ることが成功への近道」です。 現在、mixiユーザーは2,000万人以上の方にご登録をいただいていますが、その2,000万人全ての方がソーシャルグラフという自分を中心とした友人のネットワークを持っています。いわゆる“マイミク”です。マイミクという自分を中心としたソーシャルグラフは一人ひとり全て違う形をしていますから、2,000万通りのソーシャルグラフが存在していることになります。 【2,000万通りのソーシャルグラフ】