キャッシュというとページ単位のキャッシュを考える人も多いかもしれませんが、もっと手軽なPEAR::Cache_Liteを使用した関数単位でのキャッシュを紹介します。キャッシュはパフォーマンスをかなり向上させることができます。パフォーマンスの低下に悩んでいる方はぜひ試してみてください。 キャッシュを使用する場合、まずはキャッシュのヒット率を考える必要がありま す。例えば、アクセスしているユーザーごとに異なる結果を返す場合は、10回の アクセスがあっても、それが10人のユーザーからのアクセスであれば、キャッ シュを作るだけになってしまいます。 逆に、毎回同じ結果を返す場合は10回のアクセスがあると、はじめのアクセスで キャッシュを作成し、残りの9回のアクセスでは、キャッシュが使用されること になり、結果を作成するための処理を省略することができます。 では、以下のような関数にキャッシュ機能を追加