横浜で開催されたゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC 2016。8月25日には、人気シリーズの新作がどのような経緯で完全VR対応となったのかが語られたパネルセッション「『バイオハザード7 レジデントイービル』におけるVR完全対応までのみちのり、歩みの中の気づき」が開催されました。 今パネルセッションでは、同作に用いられた新エンジン「RE Engine」の開発にもプログラマとして携わった高原和啓氏が、エンジンとゲームを同時に開発する上での苦労や開発途中の作品をVR対応させることへの難しさが語られました。 ■シリーズ新作をVR完全対応にするという試み RE Engineの開発と『バイオハザード7』のVR完全対応のサポートという、同時並行開発に携わった高原氏。RE EngineにVR対応機能を組み込みつつ開発は進められたのだそうです。 「VR完全対応」は、VRヘッドマウントディスプレイを装着
パシフィコ横浜で開催されたゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2016」。その最終日となる3日目、「ゲームの未来」と題し、コーエーテクモホールディングス代表取締役社長である襟川陽一氏による講演が行われました。ゲームプロデューサー「シブサワ・コウ」として『信長の野望』シリーズをはじめ数々のヒット作を世に送り出してきた襟川氏。経営者とクリエイター、双方の視点を持つ氏にとってゲームの未来はどのように映っているのでしょうか。 ■創造したIPを使って多面的な展開を 80~90年代にかけてのゲーム会社のビジネスモデルといえばゲームの開発・販売を指していましたが、90年代以降はそれにとどまらず、会社のブランド化や新たなIPの創造など、多面的なビジネスモデルが求められるようになってきました。 襟川氏によると、重要なのは新たなIPを創造して終わらせるのではなく、それを軸に多面的に展開すること。コーエー
『ぷよぷよ』開発者でお馴染みの元コンパイル・米光一成、『アクアノートの休日』などの独創的なゲームを開発してきた飯田和敏、そしてチュンソフトで『かまいたちの夜』や『街』などの名作サウンドノベルのシナリオや監督を務めてきた麻野一哉の3人という豪華な顔ぶれによる、ベストセラー本のゲーム化の企画ブレストを記事にしてしまう企画である。 今回、『ベストセラー本ゲーム化会議』(以下、BGK)の著者3人に、電ファミニコゲーマー編集部がお願いしたのは、東村アキコさんの大人気作品『東京タラレバ娘』。 『東京タラレバ娘』東村アキコ(講談社・2014) 「Kiss」にて2014年5月号より連載中の、東村アキコによる大人気漫画。現在コミック5巻まで刊行しており累計110万部を突破と、飛ぶ鳥を落とす勢いのベストセラー。第6回an・anマンガ大賞をはじめ数々の賞を受賞するなど、漫画読みの間での評価も高い。 女性脚本家・
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パシフィコ横浜にて3日間にわたって開催された、ゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC 2016。8月24日には、SIEJAの秋山賢成氏によるパネルセッションが行われ、PS VRのノンゲームコンテンツ開発の裏話が語られました。 今回のパネルセッションで語られたのは、フジテレビと共同制作した『乃木坂46 VRホラーハウス』と東宝との共同制作となる『シン・ゴジラ』スペシャルデモコンテンツの2作品について。 ■VR映像コンテンツにおけるサウンドの苦労 フジテレビのテレビ番組『ほんとうにあった怖い話』のVR作品となる『乃木坂46 VRホラーハウス』は、お台場で8月31日まで開催中の「お台場みんなの夢大陸」用に制作されたVRコンテンツ。テレビではできないような体験をVRで表現しています。 今作のVR映像は、「正距円筒図法」と呼ばれる方式で制作。パノラマの円形映像を組み合わせて360度見渡せる映像を構
8月24日から26日にパシフィコ横浜にて開催されたゲーム開発者向けのカンファレンス「CEDEC 2016」。今回は「セルシェーディングの進化はどこへ向かうのか? これからの3Dアニメ表現について考えるラウンドテーブル」と題された講演の模様をお伝えいたします。登壇者は、株式会社サイバーコネクトツー芦塚慧佑氏、株式会社サンジゲン鈴木大介氏、アークシステムワークス株式会社本村・C・純也氏、有限会社神風動画仲道える沙氏です。本講演では、技術を実装するに至った経緯や表現へのアプローチ手法が議題の中心となります。 まずはアニメらしさを追求する取り組みについて、アークシステムワークスの「陰影表現」からスタートしました。アニメのセル画のような陰影表現はデザインされたものであり、コンピュータの計算処理ではキレイに表現が難しいとのこと。しかし、同社の格闘ゲーム『GUILTY GEAR Xrd』ではセル調の表現
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