【安保法案 この道の先は…】安保法案は違憲でない 九州大准教授 井上武史さん(38) 2015年08月27日14時59分 (更新 08月27日 18時26分) 井上武史さん写真を見る 集団的自衛権の行使を可能にする安全保障法案について、憲法学者の多くが「違憲」と指摘するが、私は憲法違反には当たらないと考える。これまで集団的自衛権は、憲法が許す必要最小限度の自衛の措置を超えるため行使できないとされた。それが1972年の政府見解だ。だが政府に「憲法の解釈権」があるのなら、その解釈を変更する権限もあるのは当然だろう。 その場合でも、変更後の解釈が憲法の枠内であることが必要になる。集団的自衛権は国際法で認められた国家固有の権利であり、それを行使するのに特段の憲法上の根拠は必要ない。英国は憲法がないのに集団的自衛権を行使してきた。つまり、国家は憲法が明確に禁じていない限りそれを行使できるというのが国
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