作品紹介・あらすじ 秘密交渉の内にすべてが変わってしまう前に!! 米国からの年次改革要望書、フェアユース、違法ダウンロード刑事罰化、ACTA、TPP、五輪エンブレム問題など、近年の知的財産・著作権問題の核心にせまる、熱き緊急レポート! 『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』(2011年)に続き、すべての日本人必読。 「本書は、TPP大筋合意にともなう著作権法改正の急激な動きと、二〇一六年夏の参議院議員選挙に向けての「緊急出版」だと、わたしのなかでは位置付けている。…本書では、日本の著作権法をもっと厳しくしていった主なアクターとして、権利者団体に加えて米国政府(とりわけ通商代表部)と日本の国会議員・官僚にフィーチャーした。「日本版フェアユース」を葬り、違法ダウンロードを刑事罰化し、ACTAで著作権法を厳しくし、TPPでさらに厳しくしようとしている原動力が、彼らであったことを読者は知っただろ
【台北=田中靖人】海上保安庁が沖ノ鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)で違法操業していた台湾漁船1隻を拿捕(だほ)した問題で、台湾の馬英九政権が、沖ノ鳥島を国連海洋法条約でEEZを設定できる「島」ではなく、設定できない「岩」だと主張し始めた。台湾は従来、日本への配慮から沖ノ鳥島を「島」か「岩」かは「定義しない」としてきたが、「岩」だとする中国や韓国と同様の立場に転換したとみられる。 台湾の外交部(外務省に相当)は、逮捕された船長や漁船の返還を求める25日の抗議声明で、沖ノ鳥島を「沖ノ鳥」と表記し、同島の地位が「国連大陸棚限界委員会の審査で完全に確定していない」との理由で、漁業権などの「尊重」を求めるにとどめた。 漁業署(水産庁)は2012年と14年、同島周辺200カイリ内での操業を避けるよう漁協などに通知している。 だが、馬総統は25日夕に招集した「国家安全会議」で、岩を意味する「沖ノ
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