「表現の不自由展・その後」に足りなかった「他者のための自由」に向き合う覚悟投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2019/8/122019/8/12 8月3日土曜、「表現の不自由展・その後」を見てきた。翌日には展示が中止されてしまったので、現時点では最終日ということになる。この時点で、物議を醸すどころか狂騒とも言える状態に陥っていた。展示中止の方向で話が進んでいると報じられていたこともあり、会場前には長蛇の列ができていた。 この展覧会をめぐっては、少女像や昭和天皇の写真を焼き踏んで火を消す映像の展示の是非、写真投稿禁止の是非、政治的中立性の問題、政治的介入の問題、文化行政のあり方、中止の是非、中止決定に至るプロセスの問題、あるいは批判のための粗探しなど、さまざまな論点から膨大な意見が噴出し、ハレーションを起こしている。 だが、実際に見に行った者として、表現の自由を最重要のテーマとし
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