東京・足立区は、20日、フルーツ狩りの日帰りバス旅行で、新型コロナウイルスのクラスターが発生したと発表しました。バスの中でのカラオケで感染が広がったとみられています。 クラスターが発生したのは、足立区にある金成商事が、関係者や知人らと実施した日帰りバス旅行です。 足立区によりますと、今月8日、貸し切りバス2台で群馬県にフルーツ狩りに行った、参加者70人のうち、同じバスに乗っていた40代から80代の女性12人の感染が判明しました。重症者はいません。 最初に感染が確認された60代の女性は、前日から具合が悪かったということです。 感染者が乗っていたバスの中では、カラオケをしていたということで、保健所は、狭い空間でのカラオケで感染が広がったとみて、もう1台のバスの参加者も含めて、引き続き調査する方針です。