PTの臨床実習では、近年さまざまな理由により患者さんの身体に触れる機会が少なくなりがちです。 そのためか、就職した段階では四肢(腕・脚)の持ち方やフォームが出来上がっていない新卒PTも多いようです。 そこで当記事では、前回述べた『タッチング』を前提として、四肢を保持する際の留意点・フォームの作り方について解説していきたいと思います。 《スポンサーリンク》 1.四肢の持ち方きほんのき 1)強く握らない・つかまない 2)剪断応力を掛けない 2.動かす際の体勢(フォーム)きほんのき 1)前かがみを避ける 2)支持基底面を広くとる 3)立つか座るかは、互いの身体サイズに応じて 3.さいごに 1.四肢の持ち方きほんのき 前回の記事で述べたように、対象者に触るときは「5本の指を閉じた全面接触形」が基本になります。 ただし四肢を大きく動かす際には一定の保持力が必要であり、便宜的に母指(ぼし:親指のこと)
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