消えた傷持ちを追い、霧の街へ迷い込んだアイたち。 人っ子一人、死者一人いない奇妙な街で、アイは雲を突き抜けて鎮座する奇妙な塔に遭遇する。 “世界塔”――人々の願いを叶える場所。 アイは、アリスやユリー、ディーらと共に、傷持ちの手掛かりを追いながら世界塔へと足を踏み入れるのだが…。 死者を埋められない墓守。妹のために石を積む兄。願いが叶うという塔で<最後の奇跡>墓守のアイが願う夢は…。 世界塔編。何より驚きなのが、この四巻の世界塔という物自体がアニメで完全にはしょられたという事実! すごく面白かったのに塔自体をなかったことにするとは恐れ入った。 墓守の生まれ方とか、墓守大全なるものが存在したりとか、相変わらず不思議な世界観。墓守もまだまだ謎が多いな。アイのお母さんはかなり初期型? 世界塔は全体的に儚くて物悲しいイメージ。各階ごとに仕様が違ったり、中にたくさんの人がいたりと不思議いっぱい。妹と