高野連やプロ野球が「裏金の供与問題」や「特待生制度問題」で揺れています。けれどこれは野球に限ったことだけではなく、日本の高校や大学のスポーツの構造的な課題が、ようやく大きな割れ目に直面した、元をただせば初めから存在した危機なのです。この問題を、小さな領域にあえて限定して“すみやかに対処”するのではなく、もっと大きな視点から捉えて、根本的な是正に取り組むチャンスとするべきではないでしょうか。 以上のようなメールを、スポーツの科学トレーニングの発展と普及に尽力してきた比佐仁さん(スポーツプログラムス主宰)から頂いた。 同氏はデザイナーでもあったが、アメリカンフットボール誌の編集長を経て「なぜ日本は米国に追いつけないのか」という疑問を捨て去ることが出来ず、米国で最新のスポーツ科学を視察・研究した。ストレッチングの概念を日本に初めて導入したのも、米国五輪科学委員会のコンピューター動作解析システムや
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