印刷 メール 韓流番組、なぜ増えた? TV局「自前より安い」・韓国「輸出」に力(1/2ページ) フジテレビ周辺を取り巻いたデモ=8月7日午後3時11分、東京・台場 韓国コンテンツを巡る主な日韓の動き 日本のテレビでも、すっかりおなじみとなった韓流コンテンツ。ドラマに音楽に存在感を増す一方、一部で批判もあがりはじめた。国外では「規制」に向けた動きまで出てきた。 「もっと日本のドラマをみたい」「フジは売国奴」 先月7日、東京・台場のフジテレビ周辺。韓国の番組や音楽を多く流し偏っていると数百人が練り歩き、訴えた。同21日は5千人以上。その後もデモが続く。 たしかに韓国番組は増えている。7月の番組表(関東地区)を調べると、フジが韓国ドラマを放送した時間は約38時間で民放の中で最も多い。続くTBSの約19時間の2倍だ。NHK放送文化研究所の2009年の調査では、韓国を含む外国番組の衛星放送への移行が