10年以上前からイタリア南部のナポリおよび周辺部では、路上に多量の家庭ごみなどが放置され問題となっている。ナポリ周辺では以前から、ごみ処分場に関する問題が度重なっているが、最近になり更に増量、放置ごみは問題発生以来、最高の1万トン以上にのぼったという。 2年前にジョルジョ・ナポリターニ大統領は、巨額のお金をつぎ込み、一時的に処理したのだが、この問題は根深く、地元マフィア「カモラ」の介入によりさらに悪化しているという。 9 Photos Of The Garbage Crisis In Italy ごみビジネスの利権に目をつけたマフィアグループは、隅々まで組織網を張り巡らせているので問題の解決は一筋縄ではいかないそうだ。 ナポリおよびカンパニア州のごみ回収作業会社やごみ処理施設でマフィアが関与していないものはない。中には直接、マフィア組織が運営しているものもあるという。 元来、マフィアは麻薬
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