タグ

内田樹に関するsoramifanyanのブックマーク (4)

  • 東北論 震災・原発事故 (内田樹の研究室)

    ご近所の灘校の文化祭で東北研究のパネル発表をするということで、インタビューを受けた。なかなか白熱したインタビューで、「東北とは」という切り口でものを考えたことがあまりなかったので、新鮮だった。 インタビュアーは高校生。 ―まず先生は震災当時はどこにいらっしゃったのですか。 3月11日はスキーに信州に行った帰りで、電車が止まって、直江津で足止めをらってました。よく事情が分からなくて、夜中も余震が凄かったし。阪神大震災以来だから恐怖心を感じました。翌日電車が動いて1日遅れでこっちに帰ってきました。 ―先生は阪神淡路大震災も経験なさってるわけですよね。その時と比べてみてどうですか。 何が違うかと言うと、天変地異のレベルの話じゃなく、それに対処するときの政治と社会の問題だと思います。今回の対応の悪さって、桁外れなんじゃないかな。日の社会全体としての復興に対する、支援に対する態度っていうのがひど

  • 弁慶のデインジャー対応について - 内田樹の研究室

    5月3日に灘高の文化祭で生徒会主催の講演をした。 そのときの話を少し書いておきたい。 生徒会主催の講演に呼ばれたのは、これがはじめてのことである(そういえば、大学の文化祭というのにもあまり呼ばれた覚えがない)。 お題は「次世代に望むこと」 原発事故以来、また繰り返し集中的にしている「リスクとデインジャー」の話をここでもした。 その話はもういいよ、という人もいるかも知れないけれど、はじめての人はちょとお付き合いください。 危機には「リスク」と「デインジャー」の二種類がある。 「リスク」というのはコントロールしたり、ヘッジしたり、マネージしたりできる危険のことである。「デインジャー」というのは、そういう手立てが使えない危険のことである。 喩えて言えば、W杯のファイナルを戦っているときに、残り時間1分で、2点のビハインドというのは「リスク」である。 このリスクは監督の采配や、ファンタジックなパス

  • asahi.com(朝日新聞社):今、再びマルクスに光 入門・解説書や新訳、相次ぎ刊行 - 文化トピックス - 文化

    今、再びマルクスに光 入門・解説書や新訳、相次ぎ刊行(1/2ページ)2010年8月23日11時11分 硬軟さまざまな形で、マルクスの仕事に再び光が当てられている。関連書籍の好調な売れ行きは、出版関係者を驚かせている カール・マルクス。人間社会の包括的な探究に挑み、経済から哲学、歴史、宗教まで幅広い分野に著作を残した 冷戦終結とともに葬り去られたはずのカール・マルクス(1818〜83)が、このところ相次ぐ入門書や解説書、新訳の刊行で、再び注目されている。現実政治への影響力は薄れたが、経済のグローバル化や環境問題、個人の生き方など、21世紀の課題に向き合う思想として新たな光を放ちつつある。 ■現代の課題に向き合う 「強靱(きょうじん)な論理でぐいぐい読者を引っぱりながら、瞬間的な目くらましで跳躍する。作家・マルクスのドライブ感あふれる文体について、書きたいと思っていた」 内田樹(たつる)・神戸

  • ナショナル・ストーリー・プロジェクト・ジャパン - 内田樹の研究室

    業務連絡 急ですけど、ポール・オースターの『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の「日版」を作成することになりました。 お読みになった方はご存じですよね。 新潮社から訳が出てます。翻訳は柴田元幸さんたち。 (追記:アルクからも出てました。ゼミの卒業生の澤くんから「うちで CD 付きの出してますけど・・・」というメールが来ました。それをもらっていたのでした。紹介し忘れてごめんね) 『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』はどういうものかと申しますと、アメリカのいろいろな普通の人たちに寄稿してもらったショート・ストーリーの中から佳作をラジオでポール・オースターが朗読するという、それだけのものです。 でも、これが面白いんです。 ポール・オースターはラジオで、どのような物語を求めているかについてこんなふうに話しました。 「物語を求めているのですと、私は聴取者に呼びかけた。物語は事実でなければな

  • 1