大阪府池田市で今月3日以降、複数の幼児を撮影した写真200枚以上が路上にばらまかれていることがわかった。 うち半数以上には、幼児の顔の部分にフェルトペンで「死」と書かれていた。いずれも同じ福祉施設に通う子供の写真で、この施設から備品のデジタルカメラが盗まれていたことも判明。府警は、何者かがカメラに保存された画像をプリントアウトしたとみて、脅迫と窃盗容疑で捜査を始めた。 施設関係者によると、写真はL判大で、10月18日に施設内で職員が幼児と保護者を撮影したものとみられる。カメラは撮影後、室内に置いてあったが、その後、見当たらなくなり、施設側は捜していた。 今月3日、阪急池田駅近くの歩道橋上に約30枚が落ちているのを保護者が発見。8日朝にも同市南部の路上に約70枚が散乱しているのを、幼児送迎のため訪れた職員と保護者が見つけた。3、8両日に見つかった写真には何も書かれていなかったが、それ以降も少