今回は、ビックカメラ有楽町店にトイロボットの売れ筋を取材した。今年に入って専門コーナーを設けた同店では、ここ数カ月でトイロボットの売れ行きが目に見えて伸びているという。同店トイズコーナー主任の堀内茜氏は「少し前まで1万円台のモデルが主流でしたが、STEM教育という言葉が注目されるようになってから、10万円を超える高度なモデルもすごいペースで売れるようになりました」と語る。 STEM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字からとった造語で、4ジャンルにまたがる領域を体験しながら自発的に学ぶ教育のことを指す。この体験を実現するアイテムとして、親世代がトイロボットに熱い視線を送るようになったというわけだ。
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