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ブックマーク / kentapb.blog27.fc2.com (3)

  • 「薬作り職人のブログ」が選んだ、薬の世界の6大ニュース。薬作り職人のブログ

    2012年も明日で終わろうとしています。 今年書いたお薬関連の記事から、2012年を振り返ってみたいと思います。 1.「Gタンパク質共役型受容体の研究」ノーベル化学賞受賞 ノーベル化学賞を受賞したレフコウィッツ教授及びコビルカ教授の業績は、今年のお薬関連の話題として外すことはできません。今回、受賞の対象となった「Gタンパク質共役型受容体の研究」は、現在使われている多くの薬に共通する作用メカニズムを明らかにしたものです、また、この研究により、GPCRと呼ばれるタイプのタンパク質を標的とした薬剤の開発が飛躍的に発展しました。長年薬理学の世界にいた私にとって、この受賞は非常にうれしいものでした。 参考記事 細胞の外から中にどうやって情報が伝わるかー2012年度ノーベル化学賞薬作り職人のブログ なんでこの業績はノーベル化学賞なんだろう。薬作り職人のブログ 2.山中伸弥教授ノーベル生理学・医学賞受賞

  • 細胞の外から中にどうやって情報が伝わるかー2012年度ノーベル化学賞薬作り職人のブログ

    日、2012年度ノーベル化学賞の受賞者が発表されました。受賞したのは、米デューク大学のロバート・レフコウィッツ教授と、米スタンフォード大のブライアン・コビルカ教授の二人です。 受賞内容は「Gタンパク質共役型受容体の研究」。「Gタンパク質共役型受容体の研究」の研究を通じて、細胞外から細胞内への情報伝達がどのように行われるかを解明した功績が評価されての受賞です。 体の中の細胞は、ホルモン、神経伝達物質などの様々な物質によって機能調節を受けます。これは、細胞の外からの命令が細胞内に伝わった結果、細胞機能に関わる仕組みのスイッチが入る(もしくは切れる)ことを意味します。レフコウィッツ教授とコビルカ教授は、このスイッチの構成要素であるGタンパク質共役型受容体の正体を突き詰め、どのようにしてスイッチの切替が行われているのかを解明したのです。 彼らが注目したのは、アドレナリンという生体内ホルモンでした

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/10/11
    あとで
  • 金魚のウロコと新薬開発。薬作り職人のブログ

    新薬開発の研究にはいろいろな生物材料がつかわれます。その中でも意外なものといえば金魚のウロコ。 実は、金魚のウロコは宇宙にいって新薬開発の基礎研究に活躍していたんです。 現在、地球の周りを周回している国際宇宙ステーション(ISS)。このISSの中にある宇宙実験棟「きぼう」で、魚のウロコをつかった実験が行われていたのです。 金魚のウロコを使って行われていた実験は、「骨祖しょう症」の治療薬の基礎研究。「骨祖しょう症」は高齢者に多い病気で、様々な要因で骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。 この骨粗しょう症では、骨を作る「骨芽細胞」と骨を溶かす「破骨細胞」の働きとのバランスがうまくつりあわず、どんどん骨が溶けていくために骨がもろくなっていきます。 これまでの宇宙飛行士の健康状態の調査から、無重力状態に長く滞在した宇宙飛行士は、宇宙滞在している間に、骨粗しょう症のように骨の量が少なくなるという

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