オスカー候補「ハート・ロッカー」、授賞式を前に訴えられる2010年3月4日 印刷 ソーシャルブックマーク 3月2日、オスカー候補となっている「ハート・ロッカー」が、主人公のモデルは自分と訴える元兵士に訴えられた。写真は2月21日、脚本を手掛けたマーク・ボール氏(2010年 ロイター/Toby Melville) [ロサンゼルス 2日 ロイター] 今年のオスカー有力候補に挙げられている「ハート・ロッカー」だが、アカデミー賞授賞式を5日後に控えた2日、米陸軍軍曹が主人公のモデルは自分だと主張し、映画関係者らを提訴した。 訴えを起こしたのは、イラク戦争に従軍したジェフリー・S・サーバー氏。同氏は弁護士が発表した声明を通じ、脚本家マーク・ボール氏は同映画の「ほぼすべての場面」を自分にまつわる出来事を基に書いており、「ハート・ロッカー」というフレーズを初めて使ったのも自分だと主張している。 サーバー