国内たばこ販売2位のフィリップモリスジャパン(PMJ)と同3位のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)の外国たばこ2社が、財務省に全銘柄の値上げを申請したことが2日、分かった。販売減に伴う収益落ち込みを補うのが狙い。値上げ幅は1箱(20本入り)当たり20円で、認可されれば6月1日から実施する。全銘柄の値上げは両社ともに4年ぶり。 銘柄数はPMJが73で、BATJは50。認可が下りればPMJの「マールボロ」は340円、BATJの「ケント」は320円になる。 なお、10月には1箱当たり70円のたばこ増税が行われる予定。 【関連ニュース】 ・ 消費税めぐり賛否=衆院予算委公聴会 ・ 消費税論議に慎重=景気への影響懸念 ・ 消費増税論議、3月に開始=次期衆院選で争点に ・ 消費増税、次期衆院選で問う=財務省改革、ポスト公募も ・ 消費増税、11年度にも議論=予算