LIFE もし自分が親の立場だったら……『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』寺田和弘監督インタビュー【東日本大震災から12年】 僕の役割は、周囲の小さな声を世間へと伝えるスピーカー。石巻市大川小学校の保護者の方々の声にならない声を伝える。 間もなく12年目の東日本大震災の日がやってきます。 小学3年生で被災した岩手出身の佐々木朗希選手が今春、WBCの日本代表に選出されている姿を見て、月日の流れを感じずにはいられません。しかしながら、あの時から、時が止まったままという方も少なくないかと思います。 寺田和弘監督によるドキュメンタリー映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』は、2011年3月11日、津波の被害にあった被災地において、児童74人(うち4人は行方不明)、教職員10名という、他にはない大きな犠牲を出した理由を、宮城県石巻市、大川小学校の遺族たちが行政に問い続け、
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