政局混迷が経済物価情勢に与える影響が懸念される、では全然なくて、総裁・副総裁人事が分からん、もともと分からんものがもっと分からなくなったじゃいないか、であろうか。たまたま日銀のある人と本日は昼飯を食っていて、お決まりの(雑談ベースの)話題として次期体制のことをあれやこれや話していたのだが、携帯が鳴って「首相、辞意表明です!」と緊急連絡あり。日銀の人も「えぇーーー、本当かあ!」という反応であった。 現時点での次期体制の話題はまさに雑談の域を出ず、日銀の人いわく「誰が(総裁を)指名するのかも分からないのだから、あれこれ考えても意味がない」といったものなのだが、まさに首相辞任で「ますます意味がなくなった(笑)」(日銀の人)わけであった。これはあれですね、半年後の経済・物価情勢を予想するよりも、日銀指導体制を予想する方が滅茶苦茶難しい感じであります。 もし、半年後を覗けるタイムスコープのようなもの