大学のキャンパスを東京の都市部に移転させる動きが広がるなか、東京・港区は、赤坂にある小学校跡地に大学を誘致することになりました。 少子化で学生の獲得競争が厳しくなったことや、23区などでの大学建設を制限する法律が廃止されたことを受けて、首都圏の大学では周辺の市や県にあったキャンパスを都市部に移転させる動きが広がっています。 こうしたなか、東京・港区は、児童数の減少のため平成4年に統合され閉校となった赤坂4丁目の旧赤坂小学校の跡地に、新たに大学を誘致することになりました。敷地は小学校の跡地と隣接する民間の土地合わせて6600平方メートル余りで、50年間にわたって貸し出し、校舎の整備は大学がします。 区は来月から公募を始め、学識経験者などで作る委員会で地域への貢献度などをもとに審査を行い、来年3月末までに進出する大学を決める方針です。 赤坂地区は、区の中で最も高齢化が進んでいて、港区は学生を呼