個人的な話で恐縮ですが、わたくしが好きなゲームのジャンルに、いわゆる「アドベンチャーゲーム」というのがあるのですが、ゲームの表現方法が進化するにつれて「アドベンチャーゲーム」というのも様々な進化を遂げました。 その進化した一ジャンルとして「サウンドノベル」というものが生まれました。プレイヤーの選択によって様々な変化を遂げるシナリオという要素は、従来のメディアでは味わえなかった未知の興奮を多くのプレイヤーに与えたものです。 そこで今回は、チュンソフト社の「サウンドノベル」シリーズについて語ってみたいと思います。ちなみに今回のエントリーも割とネタバレ要素を含んでおりますので、未プレイの方はご注意をば。 ■弟切草 チュンソフトが制作した記念すべきサウンドノベル第一弾。発売前は「この値段だったら小説10冊買った方がマシ」などと一部では揶揄されましたが、いざプレイしてみるとサンプリングを駆使したリア