「テレビ視聴に革命を起こす」と宣言して2010年に販売開始し、その後、着実にファンを増やし続けている「ガラポンTV」。 「ガラポンTV」とは、これまでの録画機のようにあらかじめ観たい番組を予約するのではなく、電源を入れるだけでワンセグ仕様の映像が地上波8チャンネルすべての番組を2週間分、外付けHDDを接続すれば4カ月分、自動的に録画できる機器だ。 こうしたいわゆる“全録機”は複数出ているが、「ガラポンTV」の特徴は録画した映像をスマートフォン(スマホ)やタブレットで、インターネットを経由して、好きな場所で好きな時間に観られること。そして、4万1800円(税込)という本体価格の安さだ。 この画期的な機器を開発・販売する株式会社ガラポン社長の保田歩氏が、昨年12月に『文系の僕はテレビ視聴の革命めざし家電メーカーを起業した』(日経BP社)を上梓した。 ●テレビを持っていなかったのに、全録機を事業
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