この前お昼時にお腹が空いたからトンカツ屋に入った。 座席に促されると店員の女性から「当店はご飯、キャベツ、お味噌汁がおかわり無料となっております」と説明を受けた。俺はぶち切れそうになった。 どうにか心を落ち着かせてメニュー表を確認すると、そこには「ご飯、キャベツ、お味噌汁、おかわり無料」と確かに書いてある。 おい、ふざけるな。 俺が腹が立つのは、おかわり無料という文句は嘘つきの言葉だからだ。 この言葉の裏には、おかわりしてもせいぜい2杯くらいだろう、という浅ましい腹積もりがある。 ご飯やお味噌汁を10杯も20杯もおかわりされるはずがない、常識や良識に照らせばそんなことをされるはずがない、という算段の元におかわり無料と謳う二枚舌、罷りならん。 そして、トランスレーションコストも馬鹿にならない。 「おかわり無料」⇒「おかわり無料(2杯程度にしてください)」という脳内翻訳にかかるコストのことだ。