※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 猫耳の兜を身にまとった武士が、リードを付けたよろい姿の猫を散歩させている――。そんな絵画作品がネット上で度々話題になっています。この作品は誰がいつ制作したものなのか、今回は作者本人を取材しました。 話題の作品「着甲武人猫散歩逍遥図」 「この時代から猫耳があるという衝撃」とネットをざわつかせているのは、「着甲武人猫散歩逍遥図」と呼ばれる絵。ひげを蓄えた武将らしき人物が、ピョーンと奔放に走る猫を散歩させる様子が描かれており、歴史的絵画と勘違いする人も現れるほど精巧に描かれています。 現代アーティスト・野口哲哉さんが語る「猫と侍」とは 話題の作品を作り上げたのは野口哲哉さん。野口さんはよろい兜や武士を題材に、一見楽しい、でもどこか悲しい不思議な世界観を再現する現代アーティストです。その評価は高く、「南蛮渡来の紋様を家紋とした紗練家(しゃね