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ブックマーク / blog.livedoor.jp/route408 (5)

  • STAP細胞の「不正」とは何だったのか : 有機化学美術館・分館

    4月11 STAP細胞の「不正」とは何だったのか STAP細胞の騒動が世間を揺るがせています。特に4月9日、小保方晴子氏が久方ぶりに姿を表し、記者会見を行ったことで、騒ぎは最高潮に達した感があります。 ブログではこの件に関し、今まで何も触れてきませんでした。専門外でもありますし、あまりよい話題でもないですし、筆者は他人の不正をあれこれ論評できるような偉い人間でもありません。 ただ、9日の会見を見て、「小保方氏の発言に納得した」「彼女の言うことを信じた」という人が多数派であったのには驚きました。ネットでのアンケートでもそうですし(※)、テレビ番組での調べでも、6〜7割の人が小保方氏を支持するとの結果が出ていました。これはずいぶんとずれが生じているかなと感じたので、思い切ってこの件について書いてみます。 (※)4月12日現在では投票結果が逆転し、「納得できなかった」が多数派となっているようで

    STAP細胞の「不正」とは何だったのか : 有機化学美術館・分館
    soret
    soret 2014/04/12
    同意。科学者は「絶対」とか「100%」などの言い回しは避ける。むしろ、そのような単語で説明する人は信用しない
  • 化学家紋 : 有機化学美術館・分館

    2月10 化学家紋 カテゴリ:雑記 さて先日、ツイッターで「現代家紋」というのが流行っていました。まあこんな感じ↓で、どこかで見かけたようなマークや記号を、家紋風にアレンジして遊ぼうというものです。秀逸な作品も多く、まとめもできています。 西村備山@lipoyang頭合セ三ツWiFi #現代家紋 http://t.co/BFHfaat93n2014/02/06 21:31:48 ということで、化学版の家紋というのもあると面白いかなということで、いくつか考えてみました(筆者は決してヒマを持て余しているわけではありません)。 ・亀甲 有機化学の基はやはりこれ。日の伝統文様とも違和感なくなじみます。 ・丸にフラーレン みんな大好きフラーレン。五員環を黒く塗ったほうが、紋様としては引き立つかもしれません。 ・丸に三つ水分子 水素結合している方がよいという声がありましたが、筆者の腕ではまとまりが

    化学家紋 : 有機化学美術館・分館
    soret
    soret 2014/02/11
  • 金塊を作る細菌 : 有機化学美術館・分館

    2月5 金塊を作る細菌 ギリシャ神話に登場する、ミダス王という人物をご存知でしょうか。彼はリディアという国の王だったのですが、ある時神様にお願いして「手に触れたもの全てが黄金に変わる」という能力を手に入れます。しかしこれによってべようとした事も、飲み水も片端から黄金に変わってしまうことに気づき、あわてて取り消してもらうというストーリーです。まあドラえもんとのび太の紀元前バージョンみたいなお話ですね。 自然金(ウィキペディアより) しかしなんと、黄金のかたまりを作り出す細菌が実際に発見されたという報告が、Nature Chemical Biologyに掲載されました。といってもこの細菌は、錬金術師のようにいきなり金を作り出すわけではありません。まわりに存在する金イオンを捕まえて、金の微粒子に変えるという働きを持ちます。 このように、生物が鉱物を作り出すことを、「バイオミネラリゼーション」

    金塊を作る細菌 : 有機化学美術館・分館
    soret
    soret 2013/02/05
    シデロフォアか。もっと金イオンへの特異性を上げることが出来れば錬金術になるのか?
  • 「13年に注目したい水3種」のこと : 有機化学美術館・分館

    1月27 「13年に注目したい水3種」のこと Yahooニュースに、「13年に注目したいミネラル炭酸水、水素水、純銀イオン水」という記事が出ていました。「毎日キレイ」というウェブサイトに出ていた、こちらが元記事のようです。執筆者は、「開運雑誌、ブライダル雑誌の編集者を経て、開運やスピリチュアル、健康、心理学、結婚、民俗学、宗教など、人が豊かにしあわせになるための方法をさまざまな分野に取材・実践する編集&執筆者」である、内山真李氏だそうです。 こちらでは、ミネラル炭酸水・水素水・純銀イオン水という3種の「水」を取り上げ、今年注目の商品として紹介しています。が、ちょっとこれはないと思いますし、何しろYahooニュースに出てしまうと影響力が大きいので、一応及ばずながら警告記事を書いておきます。 1番目の「ミネラル炭酸水」というのは「炭酸水は胃腸の調子をととのえ、ダイエット効果も期待できるほか、血

    soret
    soret 2013/01/28
    元記事消えてるな。都合の悪い記事がすぐ消去できるのは、良いことなのか悪いことなのか…
  • 酒で超伝導を起こした話 : 有機化学美術館・分館

    7月28 酒で超伝導を起こした話 さて今回は「有機化学」という筆者の守備範囲から外れますが、あまりにも面白い話題があったのでそちらで一書いてみます。 今回の主役・赤ワイン 超伝導と呼ばれる現象があります。絶対零度近くの超低温で電気抵抗が全くのゼロになってしまう現象で、1911年にカメリン・オンネスによって発見されました。 その75年後、突如として世界を揺るがす発見がありました。スイスのIBMチューリッヒ研究所にて、ランタン・バリウム・銅の酸化物がかなりの高温で超伝導を示すことが発見されたのです。やがて組成を変えることによって転移温度(超伝導を起こす温度)はさらに高まることがわかり、世界中の物理学者に大フィーバーを巻き起こすことになりました。この功績により、発見者のミューラーとベドノルツは1986年のノーベル物理学賞を受賞しています。発表から受賞までわずか半年というのは空前の記録であり、今

    酒で超伝導を起こした話 : 有機化学美術館・分館
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