STAP細胞の「不正」とは何だったのか : 有機化学美術館・分館

4月11 STAP細胞の「不正」とは何だったのか STAP細胞の騒動が世間を揺るがせています。特に4月9日、小保方晴子氏が久方ぶりに姿を表し、記者会見を行ったことで、騒ぎは最高潮に達した感があります。 本ブログではこの件に関し、今まで何も触れてきませんでした。専門外でもありますし、あまりよい話題でもないですし、筆者は他人の不正をあれこれ論評できるような偉い人間でもありません。 ただ、9日の会見を見て、「小保方氏の発言に納得した」「彼女の言うことを信じた」という人が多数派であったのには驚きました。ネットでのアンケートでもそうですし（※）、テレビ番組での調べでも、6〜7割の人が小保方氏を支持するとの結果が出ていました。これはずいぶんとずれが生じているかなと感じたので、思い切ってこの件について書いてみます。 （※）4月12日現在では投票結果が逆転し、「納得できなかった」が多数派となっているようで

[shigeno57]

誰かが「ある」と主張した現象が「ない」ことを証明するのは限りなく困難。だからこそ「ある」と主張する側がエビデンスを示すことが求められる。そこを踏み外して情緒に訴えた小保方氏は科学者ではない

[lastline]

"「STAP細胞は、あります！」と自信たっぷりに断言する小保方氏の方が信頼を集めたのは、当然" まさにこれ。一般に問うとどうしても、原発事故関連やエセ科学と同じ問題をはらむ

[Dicer]

「科学者は断言しない」←原発事故後に正確な表現をしようとした科学者が「御用学者」と決めつけられ、やたら断言する怪しい連中が支持を得た構図と同じだ。進歩が全く見られない。

[kei_1010]

小保方はともかく笹井まで断言してるのはどう捉えられているのだろう？あの人は正真正銘の科学者だと思うのだが、道を踏み外したのだろうか？

[kotetsu306]

↓↓正しい論文を書けない奴とは、STAP細胞が何かの見間違いや実験ミスではないことを証明できない奴。まともな証拠も無しに主張することは、科学の世界では「発見」と呼ばない

[ichiharu12]

良記事。それにしてもこの件、なんだか一気にニセ科学界隈っぽい様相を呈してきたような。国民のリテラシーがまさに問われてる。

[worris]

上杉隆？

[BigHopeClasic]

“小保方氏はきちんと決まりがついたら、研究以外の別の道で再出発してほしいものと思います。それができるだけの、ある種の能力はあるようですし。”痛烈。でも佐村河内にこういう世論がないのと対照的ね本件

[mui2_beta]

あの「会見」で世論を味方にする作戦を明確にしたことで、逆に研究者としての誠実さは皆無なんだということは私のなかで確定した。それにプラスして、なんらかの病気なところが話をややこしくしているきがする。

[kapibara]

今の仕事を始めたばかりの頃、不正確なシャチョの例え話によく反論しては科学バカとか言われていたな…枝葉末節であっても拘るべきものはある。

[nanashino]

"人は「断言」する人を信じ、心を動かされます。理研の小難しい発表よりも、「STAP細胞は、あります！」と自信たっぷりに断言する小保方氏の方が信頼を集めた"

[caesar_wanya]

わかりやすい

[gettoblaster]

素晴らしい記事

[kari-ko]

"人は「断言」する人を信じ、心を動かされます。理研の小難しい発表よりも、「STAP細胞は、あります！」と自信たっぷりに断言する小保方氏の方が信頼を集めたのは、当然といえば当然なのでしょう。困ったことですが"

[t-iori]

尼崎変死事件の角田美代子の顔写真間違え？ｃ⌒っﾟдﾟ)っ 「小保方氏の行為がどのようなものであったのか、事件の報道にたとえて書いてみたい」 STAP細胞の「不正」とは何だったのか : 有機化学美術館・分館

[Mamiccho]

わかりやすい説明。

[usausa1975]

現代には情報はいくらでも手に入り、誰もがどんな問題でも考えられるような錯覚に陥っているのではないか。分かった気になってわかってない状態で議論して引っ掻き回すだけ。

[shuu-ryouzen]

ＳＴＡＰ細胞の騒動について何が問題なのか分かりやすく説明した記事。一大事件の真相をスクープした若手新聞記者に喩えている。

[timetrain]

そりゃニセ科学が流行るわけだと絶望的な心境になってる

[Ayrtonism]

あの論文は箸にも棒にもかからないものだってことはよく分かるんだけど。でもゼロから捏造したとして、①なぜあんなにバレるようなミスをするのか、②そもそもインセンティブは何かって話になるんだよなあ。

[deep_one]

自分の「ストーリー」に流されて失敗する研究はぽつぽつあると思うんだけどな。たいていは大きな騒ぎにならないだけで。／99.9%で躊躇してると業績取られたりするのが現代のひどいところなんだよね…

[kimutansk]

これは随分とわかりやすいたとえですね。こういう形で科学者は一般の方とのギャップを説明していく必要があるのだと思います。

[Miya]

これなら文系な人でもすとんとりかいできそう。 // STAP細胞の「不正」とは何だったのか : 有機化学美術館・分館

[konton57]

これは実にわかりやすいたとえだ。

[yamajii]

これは良い例え。

[burie]

わかりやすい喩で良記事。記者をたとえにするユーモアがたまらん！

[dgwingtong]

そうかな

[AKANE_Daigo]

たとえがお見事。

[ottyanko]

科学者は十中八九――いや99.9％そうだと思っていても、完全な確証がない限りは決して「断言」はしません。→「直ちに健康には影響しない。冷静に対処してほしい」と言う言葉が理解されないのと似ているな(・∀・)

[urashimasan]

　これは上手いたとえ話。

[shinchu]

記者に置き換えるとわかりやすい。

[qinmu]

「犯人には200回会った」と主張する新聞記者の喩え。

[somebodyssin]

最後の段でカッコつけてるけど、要はマスコミを科学界の異物になぞらえてdisりたいだけみたいな羊頭狗肉。

[aki3824]

例えがわかりやすい

[vid]

裁判でどこを戦うかも問題だけどね。おそらく改竄他についての「悪意の有無」だとは思うんだけど、そうなると「悪意」は法律用語にもあるわけで。まぁ、確かに知ってる証拠を出すのは大変そうだが。

[H58]

一般の人向けの新聞記事の捏造記事で、例えるならば、という話。秀逸。今のマスコミにこれだけのことを書ける人はいルのかな／ここまできたら、宗教戦争的な感じの様相だな／日本の科学教育はやはり優れていた

[navix]

「ではなぜ、科学者コミュニティからこうした説明がなされないのか？これは、科学者はこうした誤解の余地のあるたとえ話や、正確性の劣る言い回しを嫌う、というより絶対に使わぬよう訓練されているから」

[aomeyuki]

昔、「修行すれば人間は空を飛べるようになる！」という謳い文句で多くの人を集め、最後には凄惨な事件を引き起こした男がいたが、Oさんを巡る状況はその時のそっくりな気がする。

[death6coin]

いいかげん千円札の肖像を変えようぜ

[mcddx30]

「確証がない=断言しない=責任を負いたくない」という習慣は確かに納得できるなー仮に断言した所で少しのボロが出たら相手を叩くのが当たり前な風潮だし。