ファミレスでタダでバラまく新聞が、「軽減税率適用」を求める理由:スピン経済の歩き方(1/6 ページ) スピン経済の歩き方: 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。 「情報操作」というと日本ではネガティブなイメージが強いが、ビジネスにおいて自社の商品やサービスの優位性を顧客や社会に伝えるのは当然だ。裏を返せばヒットしている商品や成功している企業は「スピン」がうまく機能をしている、と言えるのかもしれない。 そこで、本連載では私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」を紐解いていきたい。 昼夜問わず原稿を書くため、ファミレスのお世話になることが多いのだが、そこでかねて
第2次大戦末期、日本占領下の中国・北京で刊行されながら、存在が歴史に埋もれていた日本語総合誌が見つかった。タイトルは「月刊毎日」。確認された計8号に掲載されている大佛(おさらぎ)次郎、壺井栄らの小説13作、斎藤茂吉や佐藤春夫らの詩歌には、新発見や後の作品の原型と見られるものもある。言論統制が敷かれる中、体制に批判的な作品や時局を直視する評論も載っていた。 「月刊毎日」は1944年11月号から45年8月号まで、毎日新聞北京支局内の「月刊毎日社」が発行していた。立教大学の石川巧教授(日本文学)が昨夏、熊本市内の古書店で45年1月号を見つけた。国会図書館などの国内の資料保存機関には所蔵されず、毎日新聞にも記録が残っていなかった。北京大学で調べると、45年5、6月号を除く8号分が現存していたという。 巻頭言に「必勝の信念」をうたうなど、記事は大政翼賛的な言論に彩られている。一方で、第1回芥川賞作家
18歳をあるく 今年18歳になる都立高2年の女子は1年前の秋、初めて異性と付き合った。違うクラスの男子。LINE(ライン)でやりとりが始まった1カ月後だった。学校帰りに「付き合って」と言われ、「よろしくお願いします」と答えた。断る理由がなかった。 ところが、5カ月で破局。原因は「私のサバサバした性格」と振り返る。プリントシール機で一緒に撮らず、雑誌にあった「彼氏のラインには5分以内で返信!」も守れず、同級生にも疎遠を気づかれたころに「距離を置きたい」と切り出された。「じゃ、おわびにおごって」と返し、缶ジュースで別れに応じた。 「手をつないだだけだった。今は『友だち枠』に戻りました。もうすぐ受験生なので恋人はいらない。結婚したくないわけじゃないけど、30歳ごろでいい」 昨今、若者たちの恋愛に対する消極性を示すデータが発表されている。 結婚情報サービス楽天オーネットの新成人を対象にした今年の意
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