皆さんへのお願いです。「“伝票がぬれて読めない”に注意」。 1月上旬、千葉県船橋市に住む80代の女性の自宅に宅配業者を名乗る男から「牛肉の配達物があるが、伝票が雨にぬれて読めない。住所・氏名を教えてください」と電話がありました。 女性は疑うこともなく住所と名前を伝えると、翌日の朝、息子を名乗る男から電話があり、「牛肉を送ったけど届いた?」と聞かれたということです。 女性は息子だと信じて、「届いていない」と答えたところ、男は「実は税金を払っていない。きょう中に、滞納金を払わないといけないから、現金を用意して欲しい。このあと、弁護士がお金を取りに行く」と言ってきました。 女性は、なんとか息子の力になりたいとATMを回って、複数の口座からをあわせて120万円を引き出し、自宅に来たサラリーマン風の男に渡してしまったということです。 改めて皆さんへのお願いです。「“伝票がぬれて読めない”に注意」。