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  • 南海トラフ地震警戒で「クラッシュ症候群」に備えを 家具などに長時間挟まると起きる症状 専門家が受け入れ体制の整備拡充要望(1/3ページ)

    南海トラフ地震の臨時情報で防災意識が高まっている。震災や事故の際に家屋や構造物の下に長時間挟まれると、救出後に起きるのが「クラッシュ症候群」だ。災害拠点病院でも設備、人員を備えた施設が十分でなく、被災時に対応できない恐れがあることが学会などの調査で分かった。専門家は、火災による熱傷などと並んで受け入れ体制の整備拡充を要望。「救出後に問題なく見えても急速に病状が悪化することを周知し、人や周囲に気付いてもらうことが大切だ」と啓発の必要性も訴えた。 ▽首都直下で2千人 クラッシュ症候群は、長時間圧迫を受けて傷んだ筋肉や組織にできた毒素が、圧迫が解けた後に血の流れに乗って全身を巡ることで起きる。1995年の阪神大震災で、倒壊した家屋から救出された人が突然死するなどして注目され、今年の能登半島地震でも救出後に亡くなる例があった。 阪神大震災では全外傷患者の約14%に相当する372人の患者が確認され

    南海トラフ地震警戒で「クラッシュ症候群」に備えを 家具などに長時間挟まると起きる症状 専門家が受け入れ体制の整備拡充要望(1/3ページ)
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