データベース内で発生したテーブルやインデックスの変更情報は全てのWALに出力されており、ストリーミングレプリケーション、ロジカルレプリケーション共にWALを利用します。ストリーミングレプリケーションではWALをそのまま送信しますが、ロジカルレプリケーションでは、ロジカルデコーディング機能よってWALから論理的な変更情報を抽出し、独自のバイナリ形式に変換した上で、他のPostgreSQLサーバーへ送信します。 ロジカルレプリケーションは以下のような用途での活躍が期待できます。 データベース単位もしくは一部のテーブルのみを複製 メジャーバージョンアップ 複数データベースの集約 ロジカルレプリケーションの制約 ロジカルレプリケーションには、いくつか制約があります。特に、レプリケーション対象となるオブジェクトや操作については、十分に理解して利用する必要があります。 レプリケーション対象外の操作 T