●残念ながら、問題発生の後の1週目の放送では、『サンデー・ジャポン』も放送せず。 政治も芸能ネタも社会的な事件も、一緒に笑いの毒で包み込む、タブーに挑戦しているこの番組も「報道圧力発言」については、その発言の後ろにある「圧力」を感じて怖気付いたのか、最初にニュースになった週末の6月28日(日)の放送ではまったく触れず、だった。 自民党の勉強会での”報道圧力発言”問題があったのは、6月25日。 この問題をテレビが一斉に放送したのは翌26日。 持論を変えず、「マスコミを懲らしめる」という発言を繰り返す大西英男議員。 また「オフレコに近い発言で冗談として言った」「発言を盗み聞きされた」と報道陣を批判して居直り姿勢の百田尚樹氏。 「爆笑問題」の2人が面白がってネタにしそうなテーマでこれだけ役者がそろっているのに、この日の『サンデー・ジャポン』はこの問題を扱わず、「ひるんでいるのかも…」と感じさせた