SamsungがiPhoneのデザインを盗用した、とAppleが訴えて始まった訴訟は、昨年12月の米連邦最高裁判所の判断を受けて、連邦巡回控訴裁判所での法廷闘争が始まりました。 5年前にApple勝訴のデザイン盗用裁判、Samsungの減額要求で長期化 SamsungがiPhoneのデザインを盗用したことで損失を被った、としてAppleが訴訟を起こした裁判は、2012年にAppleが勝訴し、Samsungは10億ドル(現在のレートで約1,145億円)以上の支払いを命じられたものの、Samsungは判決を不服として減額を求め、2015年には5億4,800万ドル(約624億円)の支払いで一旦合意したものの、Samsungは直後に賠償金の減額を申し立てています。 昨年12月に米連邦最高裁判所は、Samsungの「デザインの一部に盗用があったからといって、製品売上の全額を賠償する必要はないはずだ」