オタクがサブカルの人を嫌いな理由は「軽薄だから」で、 サブカルの人がオタクの人を嫌いな理由は 「すげーって尊敬するけどダサいから」 だよね。 オタクからサブカルへ 宮崎勤事件(1989年夏)の後、オタクへの風当たりが強くなったので わたしはオタクぽさを封印してサブカル派に転じた。 それまでは前も書いたけど*1アニメを見て萌えたり、超ナマモノBLを書いてたりしたんだけど、 ちょうど高校入学で世界がちょっと変わったのもあって、 読む雑誌は月刊OUT(宮崎勤の部屋にあったやつ)からOLIVEとCUTiEへ、 聴く音楽はTM NETWORKとKANから有頂天へ(えー?)。 プラスチックスとか震えながら聴いてたんだけど、それはそれでなんかずれてる気もするけど、 ちょうどイカ天とかやってたからね。ずれる方向としては合ってる。 同じ年にフリッパーズ・ギターもデビューして、どっちも聴いてるっていう人、 い
オタクがサブカルを嫌いなのは、サブカルが「オタクを馬鹿にして優越感を搾取する文化」だから - 自意識高い系男子 リンク先の記事を読み、90年代のオタク差別を思い出した。実際、90年代〜00年代前半にかけて、クラスメートに向かって「アニメ大好き人間です」「ゲームが趣味です」と表明できるオタクは少なかったと思う。ネットの論調も“オタクは差別されるもの”という前提で、だからこそオタク自虐芸が流行していたわけで。 ただ、中森明夫さんの「おたくの研究」や宮沢章夫さんの『80年代地下文化論』を引用したうえで「サブカルがオタクをバッシングしていた」と看做しているのは、ちょっと違うかな、と思う。中森さんや宮沢さんはサブカルだったのではなく新人類だったのであって、対立の図式は「オタクvsサブカル」ではなく「おたくvs新人類」だった。私が文献的に調べた範囲では、「サブカル」という四文字スラングは80年代にはま
残念さやかちゃん とは【ピクシブ百科事典】 さやかちゃんかわいい。 さやかちゃん……じゃなかった、さやわか*1さんの新著、『一〇年代文化論』を読みました。既刊としては、『AKB商法とは何だったのか』や、雑誌・同人誌への寄稿などがありますが、氏の著作を読んだのは初めて。 キーワードは「残念」。近年、人気のサブカルチャー作品を取り上げ、それらのなかで見られる「残念」な要素を見出し、若者文化や社会問題との関係性について論じた内容となっています。 本文では、インターネット、ボーカロイド、ライトノベル、アイドルなどの話題が登場。ただし、メイントピックである「残念」の部分に焦点が当てられているため、それぞれのカルチャーに関する言及は広く浅く、といったところです。 「そんな視点もあるのか!」と気付きのある点が多く、200ページというちょうどいいボリューム感もあって、さくっとおもしろく読むことができました
Febri (フェブリ) Vol.19 一迅社 2013-10-10 Amazon 楽天ブックス オタクだけど……オタクじゃなかったー! 『Febri Vol.19』に掲載されていた特集「あたらしいオタクの肖像」がなかなか興味深かったので、簡単にご紹介。艦これ特集が目的だったはずなのに、そっちはまだ読んでいません。はっはっは。 僕自身はオタク論・サブカル論・世代論などに関してはほとんど知識がないので、その辺にいるオタク一個人としての感想です。詳しい人の感想を聞いてみたいな。 スポンサーリンク 現代の若者の興味関心 ライターの飯田一史(@cattower)さんがまとめたこの特集は、現代を生きる「新世代オタク」の実態を調べたもの。中学生と高校生(一部大学生)、約200名(男女比はほぼ1:1)にアンケート調査とインタビュー取材を行い、その傾向を探っています。 まず驚いたのが、今の中高生の間ではア
【あらすじ】うどん、ハンバーガー、トーストなどが買える「なつかし自販機」を求めて、埼玉のオートパーラーめぐりにやってきた一行(筆者・大塚+友人3 名)。あまりに味わい深い店との出会いに衝撃を受け、「もっとオートパーラーをめぐりたい!」と欲望がわき、そのまま群馬へ乗り込んだのであった。(埼玉編はこちら)。
デフレを克服し、日本経済を成長軌道に乗せるためにはどうしたらよいか。それには、日本の強みを反転攻勢につなげる知恵や工夫が必要だ。ヤマハで歌声ソフト開発に取り組む剣持秀紀さんに、日本再生について語ってもらった。 ――日本の尖閣諸島国有化をきっかけに、中国で反日デモの嵐が吹き荒れた直後の2012年10月。香港のライブ会場は、1人の“日本人アイドル”を前に、興奮のるつぼと化した。コンピューターグラフィックスで描かれる「初音(はつね)ミク」がスクリーンに投影されると、6000人の中国人は反日ムードをよそにミクの歌と踊りに酔いしれた。 ミクが初めて海外公演を行ったのは11年7月。米ロサンゼルスのライブには日本のアニメ好き5000人が集まったそうです。米国人が日本語のまま歌ったり楽しんだりしているのは音楽シーンとしてはすごいことで、私も涙を流すほど感動しました。以来、わずか1年のうちにシンガポール、香
7日、ひろゆきこと西村博之氏が、名立たるメンバーが参加したクールジャパン官民有識者会議について、苦言を呈したことがネット上で話題になっている。 クール・ジャパン官民有識者会議とは、クール・ジャパンをビジネスにつなげるため、海外展開の進め方を検討するという、経済産業省が開催している会議である。出席者は会議ごとに変わるものの、2012年メンバーリストには、資生堂名誉会長やAKB48のプロデュースでも知られる秋元康氏などの名前が並ぶ。 その顔ぶれにも注目が集まっている同会議は、「ニコニコ生放送」でも中継されたが、ひろゆき氏は自身のツイッター上で「クール・ジャパン官民有識者会議って初めてちゃんとみたけど、 海外にショッピングモール作ろうとか、服屋に投資しようよとか、新規性が無い。 税金に群がる胡散臭い提案ばかり」 と、その内容に不満を漏らした。 会議の参加者たちについても、 「優秀な人は、自
2ちゃんねる誕生から13年。『電車男』を始めとして、2ちゃんねるがカルチャーサイドに与えてきた影響は大きい。ニコニコ動画にオリジナルトラックを投稿している作家にも、実は2ちゃんねるの『DTM板』や『カラオケ板』の出身者は多い。 トラックメーカーにしてDJの『さつき が てんこもり』さん(そういう名前だ)もそんな2ちゃんねらーの1人。ニコ動における出世曲であるファミマ入店音のリミックス「ファミマ秋葉原店に入ったらテンションがあがった」を始め、「『ラーメン二郎』のコピペを音楽にしてみた」や「お断りします」など、数々のクオリティーが高い電波ソングの作り手として知られている。 極めつけは、アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のEDソングをニコニコ動画で募集したときの応募曲、「いいえ、トムは妹に対して性的な興奮を覚えています」だ。思わず二度見するタイトル、賞金を求める「10万、ください~♪」と
VOL.4152019年9月20日(金)発売 「We all have Art. 次代のアジアへ――明滅する芸術(アーツ)」 今号「We all have Art. 次代のアジアへ――明滅する芸術(アーツ)」は、前々号(vol.413)「Flood of Sounds from Asia いまアジアから生まれる音楽」と題した音楽特集、そして前号(vol.414)「Self-Fashioning from Asia あらかじめ決められない流儀(スタイル)へ」と題したファッション特集に続く、アジア三部作の完結編となります。 特集では、ノーベル文学賞作家、ル・クレジオの未翻訳小説『ビトナ、ソウルの空の下』の特別抄録にはじまり、世界的大ヒットを記録している『三体』シリーズを手がける中国SF界の巨匠、劉慈欣(リウ・ツーシン)の自宅インタビュー、さらにここ日本でも注目を集めている韓国の文学/現代詩と社
渡辺やすし@新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985 中高一貫進学男子校で、所謂「スクールカースト」に該当するものは、文学、映画、音楽や、漫画やアニメ、エロゲなとのサブカルチャーを含めた「人文教養」。皆それなりの大学にいける学力を共有し、かつ女の目を気にしなくてよいとなると、思春期の自意識は人文教養にのせて語らざるを得ない。 渡辺やすし@新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985 「相対的にエリートとしての人生を生きながら、サブカルなどの人文教養で自意識確保」するライフスタイルって、私だけじゃなく、昔の精神世界に嵌まった若者から、今の「意識高い学生」を批判て東浩紀界隈で戯れる学生まで共通すると思う。「偏差値秀才」のレッテルに対抗するのは本当に大変ですね。 渡辺やすし@新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985 中高一
日本の漫画やアニメの人気は、日本国内だけにとどまらず、海外にも熱狂的なファンが存在するほどの人気を集めています。しかしそういったポップカルチャーだけではなく、折り紙や茶道といった伝統的な文化までを包括的に紹介しているイベントが、10年前からフランスで開催されているのをご存知ですか?今回は総合的な日本文化がテーマの博覧会、「Japan Expo」をご紹介します。 ■漫画から茶道まで!日本文化イベント「Japan Expo」とは? ▽Bienvenue - Japan Expo Paris ▽http://www.eurojapancomic.com/fr/japanexpo.shtml 漫画やアニメだけではなく、折り紙や茶道といった伝統文化にも触れることができる、総合的な日本文化の博覧会「Japan Expo」。毎年7月にフランスのパリ郊外で4日間に渡って開催されており、今年で11回目を迎え
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