ロシア、北方領土の軍備強化加速=戦闘機配備か、抗議にも反発 2018年08月08日14時45分 【モスクワ時事】ロシアが北方領土の軍備強化を加速する姿勢を鮮明にしている。ロシア極東サハリン州のメディア「サハリン・インフォ」は3日、択捉島にロシア空軍のスホイ35S戦闘機が試験配備されたと報道。日本政府は抗議したが、ロシア側は「(北方領土は)ロシア領だ。いかなる抗議も根拠がない」(上院議員)と反発している。 【特集】日露平和条約の新たな障害となる千島列島「要塞化」 サハリン・インフォによると、戦闘機が試験配備されたのは択捉のヤースヌィ空港。記事とともに掲載された写真には戦闘機3機が駐機する様子が写っている。 ロシア軍のスホイ35S戦闘機=2017年7月、モスクワ近郊(EPA時事) ロシア政府は今年1月、同空港を軍民共用とする政令を出しており、サハリン・インフォは「試験配備は本格的な配備に向けた