たくさんある「重大事件」それぞれの行方 その1 「消費税関連法案」「AIJ投資顧問事件」「北朝鮮ミサイル」「起訴後のオリンパス事件」など、それぞれの行方について書いていきますが、まず本日は次の2つです。 その1「犯人隠避罪に問われた大阪地検特捜部元部長・元副部長への判決」 明日(3月30日、本原稿は29日に執筆)、郵便不正事件の証拠改ざん事件に関連して犯人隠避罪に問われた両名に対する判決が大阪地方裁判所で言い渡されます。事件については繰り返しませんが、実行犯である元主任検事(服役中)が「故意に改竄したことを認識していたか」の1点のみが争われています。 これを前もって記事にするのは、求刑通りの実刑判決(1年6ヶ月)が100%出ると思うからです。 「最強の官僚組織」である検察庁の組織を守るための裁判で、検察庁は万事遺漏のない証拠を裁判所に提出しているはずだからです。特にこういう物証の少ない事