タグ

ブックマーク / katokitiz.hatenablog.com (6)

  • そもそも誰もおもしろいと言わない話だった『かぐや姫の物語』 - シン・くりごはんが嫌い

    『かぐや姫の物語』鑑賞。TVで放送したヤツ。 今作では余白についてのこだわりを見せ、青空はおろか木々の様子も細かく描かれず、むしろ地面ですら着色が途切れたりしている。あえてそうすることにより、空間を閉じ込めない。逆に広がりを感じてほしいとは監督の弁。 とはいえ、自分で絵が書けない監督のイメージに一介のアニメーターが近づくのは至難の技であり、しかもダメ出しのほとんどが「書きすぎ」ということから。書き足すことはできず、背景を最初から書き直すなんてことは日常茶飯事。 そのこだわりはキャラクターの動きも同様で、宮崎駿のように走ったりコケたりと目立つようなアクションでの指示よりも、人が歩いて立ち止まったりするスピードを微調整するというのが中心。しかもキャラクター自体が筆でさっと書いたイラストのようなものなので、色を塗るためにわざわざその線をキャラクターに重ねるなど(線がつながってないとコンピューター

    そもそも誰もおもしろいと言わない話だった『かぐや姫の物語』 - シン・くりごはんが嫌い
  • GACKTのゲーム実況がおもしろい件 - シン・くりごはんが嫌い

    なんとなく『ゲットバス』という釣りゲームがやりたくなって「このご時世やってる人なんているのかなぁ*1」と思っていろいろ検索してたら、GACKTがゲーム実況している「GACKTなゲーム!? ガメ先手ル!」という動画にたどりついた。 「すわ!なんだこれは!こんなことやってたのか!!」と早速見てみたらこれが意外とおもしろく、結局ゲームをせずに最後まで見続けてしまった。 まったく存じ上げなかったのだが、調べたところネスレがスポンサーとなりGACKTの実況動画を一年間、それも一日一回アップし続けるというとんでもない企画で、これをプレゼンして通したことがすごいが、それはともかく、関連のところに『ロックマン2』『魔界村』『グラディウス』といった名作ゲームの動画がたくさん並んでいてついつい見てしまった。 そこで今回はこの「ガメ先手ル!」についておもしろかった点をぼくなりに書いていこうと思う。ちなみにぼく自

    GACKTのゲーム実況がおもしろい件 - シン・くりごはんが嫌い
  • 「えっ!?これスピッツの曲なの??」って思わず言っちゃうスピッツの名曲ベスト - シン・くりごはんが嫌い

    以前こんなことがあった。洋楽好きな後輩にいろいろなバンドを聴かせていたときのことだ。スマパンの“Siva”のイントロを流したあと「あ、これってスピッツの“センチメンタル”って曲にすごく似てるんだよ」と、すぐにその曲をかけたら「えっ!?これスピッツなんですか?ちょーかっこいい!」と言われたのだ。 そのときぼくは思った「そうか、世間的なスピッツのイメージってまだまだ“ロビンソン”や“空も飛べるはず”なんだ」と。 “ロビンソン”はスピッツを国民的なバンドにおしあげた超名曲であり、この系譜の曲は“春の歌”や“君は太陽”など、そのあとも作られているが、実はスピッツはディストーションギターが鳴り響くハードなロックテイストの曲も多い。特に『ファイクファー』以降はロックバンドとしてのアイデンティティを模索するような実験作も意識的につくられてるのである。 というわけで今回は、思わず「え?これスピッツなの?」

    「えっ!?これスピッツの曲なの??」って思わず言っちゃうスピッツの名曲ベスト - シン・くりごはんが嫌い
  • 森泉のウィキペディアがなかなかすごい件 - シン・くりごはんが嫌い

    昨日のSMAP×SMAP。ビストロのゲストは森泉・星(ひかり)姉妹だったのだが、テレビというものを見たことないのか、そもそもSMAPをあまりご存じないご様子で、予想通り、傍若無人を絵に書いたような立ち振る舞いを披露。その結果、企画はメチャクチャ、クロストークもほぼ成立せず。 しかし、そこで見せた中居の行動がすごかった。 ふたりのことを子供をあやすように、自由にさせつつ適度に舵を取る。こりゃだめだと途中で切り替えたと思うが、それはサジを投げたわけではなく、この方向なら番組としておもしろくなるだろうとの判断だと思われる。改めて彼のMC能力の高さを見せつけられた感じがした、その意味で必見。 そこで気になったのが森泉の妹の森星。敬語が使えるってだけで姉の5億倍は好感度が高かったのだが、慶応義塾大学に在学中という才女でモデルもこなす。収録後にはテストが控えているにもかかわらず、その場でシャンパンを飲

    森泉のウィキペディアがなかなかすごい件 - シン・くりごはんが嫌い
  • 押井守が予言したジブリの未来『コクリコ坂から』 - シン・くりごはんが嫌い

    『コクリコ坂から』鑑賞。 細部にまでこだわりぬいた映像を「もったいないなぁ」と思わせるくらいの短いカットで紡ぎ、さらに大胆に描写を省略するなど、日映画ならではのおもしろさがあったことはまず評価に値する。 特に主人公/男の子のキャラクターが赤木圭一郎みたいな古き良き男前だったのには好感が持てた。「リア充映画だ!」と騒ぎ立てられているが、作品は学生運動を取り上げているため、実際のところ、先頭に立つリーダーはカリスマ性やある種のかっこよさが必要であり、声もV6の岡田くんにさせたことは正解だったように思う。圧倒的な美術のリアリティは郷愁感を超えた映画的な興奮が詰まっており、基的にはそれに圧倒されること必至だろう。 ――――が、『コクリコ坂から』は「動き」としてのアニメーションの魅力がかなり薄い。そもそもキャラクターたちに恐ろしいほど生命感がないのだ。 宮崎駿のそれと比べれば一目瞭然なのだが、宮

    押井守が予言したジブリの未来『コクリコ坂から』 - シン・くりごはんが嫌い
  • なぜ埼玉県女性の平均バストサイズがAカップなのか? - シン・くりごはんが嫌い

    *1 昨日の『月曜日から夜ふかし』がたいへんおもしろかった。 以前、同番組において「都道府県別の女性のバストサイズの平均が判明した!」という特集をやり、そこで埼玉県だけがAカップで、全国で一番小さいことがわかった。 【衝撃事実】47都道府県の平均バストサイズが判明 / 埼玉だけがAカップ! 驚異のEカップは岐阜と京都 | ロケットニュース24 実際、そのときにスタジオに観覧に来ていた埼玉県の女性に聞いてみたところ、なんと三人中、ふたりがAカップで見事にその平均にあてはまっており、これを聞いたマツコは「埼玉県貧乳問題」と称し、「逆になんで埼玉県の女性は胸が小さいのかを調べるべき!」と番組内で発言した。 昨日の放送は、その『埼玉県貧乳問題』について、その後の詳細を追ったものだったが、この調査結果が衝撃的で「どうやったら胸が大きくなるのか?」について終止符を打ったような内容だった。 グラビアアイ

    なぜ埼玉県女性の平均バストサイズがAカップなのか? - シン・くりごはんが嫌い
  • 1