1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 個人の思い出を記録する方法は、写真から動画へと変化してきた。アナログ記録からデジタル記録へと変わったものの、その先はまだ定着しているとはいえない。 ひとつの予想として、そこで「3D記録」が一般化するというものがある。筆者もその可能性が高いと思っているし、その結果として、非常に大きな市場ができると予測している。 一方、3Dといっても手法はいくつもあるし、今はまだ(おそらく今後数年は)一般化のための要素が欠けたままであり、まだ普及しないと思っている。 では、どうなると普及し、普及の過程ではどういう変化が生まれる可能性があるのだろうか。そのことを予測、というか妄想してみたい。 思い出を「カジュアル」かつ「リッチ」に残す思い出をさらに
Appleは現地時間2月21日、まもなく全てのVision Proユーザーが「Immersive Video(没入型ビデオ)」で撮影された「MLS(米メジャーリーグサッカー) カップ・プレーオフ2023」のベスト特集映像を視聴できるようになると発表しました。同社によると、Apple Immersive Videoで撮影された史上初のスポーツ映像になるということです。 Apple Immersive Videoで撮影された史上初のスポーツ映像 Apple Immersive Videoは同社が開発した新しいエンターテインメントフォーマットで、空間オーディオに対応する180度3D/8K映像を特徴としています。同社は、「視聴者は、180度の視野と空間オーディオを備えた3D/8K映像で、胸が高鳴るような一瞬一瞬を感じながら各試合を観戦できます」としています。 この発表は、MLSの2024年シーズン
先日、Appleの最新ヘッドセット「Vision Pro」のデモに参加した。2023年に入って、これが3度目だ。今回は映画「アバター」の映像や、Appleが用意したサンプル写真やサンプル動画を見たわけではない。今回見たのは、感謝祭を祝う筆者の母親ときょうだい、甥っ子と一緒にギターやピアノを弾く筆者の子供たち、自然史博物館で息子を追いかけ、発光石の展示コーナーに駆け込む自分の姿だ。 Appleは12月中旬に「iOS 17.2」を公開し、「iPhone 15 Pro」で3Dの「空間ビデオ」を撮影できる機能を追加した。撮影した空間ビデオを3D映像として再生するためには、2024年に登場見込みのVision Proが必要だが、今回のデモでは一足先に試すことができたので、その様子をレポートしたい。 数週間前のデモで、Appleが用意した空間ビデオのサンプル映像を見た時も、空間ビデオを撮影する機会があ
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 iPhone 15 Proへの実装が予定されていた「空間ビデオ撮影」機能が、iOS 17.2に実装された。 ▲iOS 17.2へアップデートしたiPhone 15 Proでは、空間ビデオが撮影可能に。「カメラ」の「フォーマット」から設定。動画でゴーグルのマークをオンにすると空間ビデオになる 空間ビデオといっても、左右の目それぞれ向けの映像を記録する、いわゆる「ステレオペア映像」。古典的なものなので、「空間ビデオ」という表現を大げさなものに感じられる人もいるかもしれない。 だが、この機能が多くの人が持つスマートフォンに搭載されたことには、非常に大きな価値がある。 ここで3D写真・3D動画の歴史とその視聴方法等について、歴史と今の
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