「Ubuntu」で知られるCanonicalがスマートフォン戦略を大きく転換させている。MWCでは例年Ubuntuが搭載されたスマートフォンを展示してきたが、今年はIoTがメイン。スマートフォンはコミュニティーが既存端末で動作させているものを見せていた。 昨年までは勢いがあったモバイル版Ubuntuだが 今後の取り組みはIoTにフォーカス 「市場の競争は非常に激しい」と語るのはモバイルとデバイス担当のMike Bell氏だ。Canonicalは2013年に「Ubuntu Touch」でスマートフォン分野にUbuntuを拡大する方針を発表。「Androidと戦う」と意気込んでいた。2016年のMWCでも、直前にMeizuから発表されたUbuntu Touchを搭載した「Meizu PRO 5 Ubuntu Edition」を展示するなど、勢いを見せた。