AppleのクラウドストレージiCloudにパスワードを保存しているユーザーに朗報です。ブラウザFirefoxで新たなアドオン「iCloud Passwords」が利用可能となり、保存したパスワードをMac環境でも使用するのが容易になりました。 FirefoxとiCloud双方向でパスワード保存が可能 「iCloud Passwords」を使用すると、Firefox を使って Web サイトにサインインする際に、iCloudキーチェーンからパスワードを安全に入力できます。 逆に、Firefox上で作成したパスワードもiCloudキーチェーンに保存することができ、Appleデバイス上で利用することができます。 Windowsには非対応 Firefoxの「iCloud Passwords」アドオンは、現在のところmacOS Sonoma以降と互換性がありますが、Windowsは非対応となってい
MozillaがFirefoxがmacOS 15 Sequoiaのファイヤーウォールにブロックされる問題について原因を調査しているスト発表しています。詳細は以下から。 Appleが現地時間2024年09月16日にリリースした「macOS 15.0 Sequoia (Build 24A335)」では、macOSデフォルトのファイヤーウォール機能がChromeやFirefox、SSH、VPN、ファイル共有、ユニバーサルコントロールなどのネットワークを利用するアプリやコマンド、デーモンなどをブロックしてしまう不具合が報告されていますが、 Firefoxを開発するMozillaは現地時間2024年09月21日、この不具合が発生するとmacOSのファイヤーウォールでFirefoxが自動的にブロック(許可されていてもブロック状態になる)、ファイヤーウォール・ルールのリストからFirefoxを削除するこ
AppleマップがWeb上で利用できるようになったのはごく最近のことですが、サポートされるブラウザが拡大し、Firefoxでも利用できるようになりました。MacとWindowsの両方に対応しています。 両プラットフォームでFirefoxがサポート AppleマップのWeb版がパブリックベータとして利用可能になったのは7月のことです。 ライバルのGoogleマップはWeb上での検索機能を提供してから長い時間が経っていますが、Appleマップにはこの機能が存在せず、基本的にアプリ内でのみ利用可能でした。 パブリックベータの公開当初、サポートされるブラウザは、MacではSafariおよびChrome、WindowsではEdgeおよびChromeでしたが、両プラットフォームで新たにFirefoxがサポートされるようになりました。 DuckDuckGoではすでに利用可能 プライバシーに焦点を当てた検
Appleは、欧州連合(EU)のデジタル市場法(DMA)でiOS、Safari、App Storeが独占的なサービスとして判断されたことに対応するため、iOS17.4からiOSでSafari以外をデフォルトブラウザとして設定できるようにし、かつAppleが中心となって開発するWebKitブラウザエンジン以外をベースとするブラウザの使用も認めています。ですが、それでもFirefoxブラウザを開発するMozillaは難色を示しているようです。いったいどうしてなのでしょうか。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleは、EUのデジタル市場法に則りSafari以外をiOSのデフォルトブラウザとして設定することを許可。 2. iOSではWebKitブラウザエンジン以外をベースとするサードパーティーブラウザの使用も認めている。 3. Appleはあくまで規制に準拠するためのミニマムな線しか
Firefoxブラウザの提供で知られるMozillaの最高経営責任者(CEO)を務めるミッチェル・ベイカー氏が、米メディアThe Vergeがホストするポッドキャスト番組に出演し、モバイルブラウジングの未来について語りました。番組の中で、ベイカー氏はWebKitベースでないiOSブラウザの存在をほのめかしました。 本当に望む製品をiPhoneで提供できる日は近い? 現在、iOS上のブラウザはすべてSafariと同じWebKitレンダリングエンジンの使用がAppleにより義務化されていますが、この方針が変わる可能性が出てきました。ヨーロッパで推し進められているデジタル市場法(Digital Market Act)により、Appleは近い将来、サードパーティーブラウザにWebKit以外の使用を許可しなければならない日が来るとされています。 MozillaのベイカーCEOは、ニレイ・パテル氏のポ
WebブラウザのFirefoxの最新版であるバージョン106がリリースされました。 MacにおけるCPU使用率の低下やPDFファイル編集機能、画像からのテキスト抽出機能の追加がアップデートの目玉です。 WebRTCでのスクリーンキャプチャに必要なCPU使用率が低下 Firefox 106のリリースノートによると、このバージョンではmacOSにおけるWebRTCでのスクリーンキャプチャに必要なCPU使用率が低下し、フレームレートが向上しているそうです。 WebRTCは「Web Real-Time Communication」の略称で、Webブラウザ間で音声や動画などをやりとりするのに用いられる技術です。 誰でもかんたんにビデオ通話サービスを立ち上げられるのが特徴で、商用のサービスではTwilioやSkyWayなどが利用しています。 ビデオ通話の記録を残したいときに動画のスクリーンキャプチャを
ウェブサイト閲覧時のバナー広告や動画再生時に挟まれる広告などを抑制する、ウェブブラウザの広告ブロック拡張機能について、ChromeやEdgeのベースとなっているChromiumを開発するGoogleと、Firefoxを開発するMozillaがそれぞれ異なる方針を選んだことにより、両者の差別化が進むと海外メディアのThe Vergeが報じています。 Firefox and Chrome are squaring off over ad-blocker extensions - The Verge https://www.theverge.com/2022/6/10/23131029/mozilla-ad-blocking-firefox-google-chrome-privacy-manifest-v3-web-request 従来の広告ブロック拡張機能は、「webRequestAPI」とい
FirefoxとChrome機能拡張が利用可能なWebKitベースのMac用ブラウザ「Orion for Mac/iOS」がPublic Betaになったそうです。詳細は以下から。 Orionブラウザは、元GoDaddyのプロダクトマネージャーで現在は有償の検索エンジンKagi(鍵)を開発するVladimir Prelovacさんが、2020年から開発しているMac用ネイティブブラですが、このOrionのMac/iOS版がPublic Betaとなっています。 We have just launched the public beta with payments for Kagi and Orion; And there are people actually paying for a search engine and a web browser! *gasp* Welcome to t
2022年3月に「Google Chrome 99」の安定版が公開されました。このGoogle Chrome 99についてGoogleが「macOS版の性能が大幅に向上し、どのブラウザよりも高速になった」と発言していたので、実際にmacOS向けの各種ブラウザと性能を比較してみました。 Chromium Blog: the fast and the curious https://blog.chromium.org/search/label/the%20fast%20and%20the%20curious Googleによると、Google Chrome 99ではビルド最適化手法「ThinLTO」が有効化されており、macOSやiOSの標準ブラウザであるSafariと比べて7%高速になったとのこと。また、グラフィック処理はSafariより15%高速で、M1チップ向けのGoogle Chrom
Apple、Google、Microsoft、MozillaがWeb改善「Interop 2022」で協力 WebブラウザメーカーでもあるApple、Google、Microsoft、Mozillaは、ソフトウェアコンサルタント企業BocoupおよびIgaliaとともに、「Interop 2022」を発表した。多様なプラットフォームでより一貫したWebデザインを提供するための取り組みだ。 Interop 2022は、同名のベンチマークで複数のWeb標準が各ブラウザでどのように実装されているかを評価し、Web開発者やユーザーのネットでの不便さを解消することを目指す。 Google、Microsoft、Mozillaは2021年、同様の「Compat 2021」というベンチマークを立ち上げた。こちらにはAppleは参加していなかった。このベンチマークは5つのWeb標準の実装を評価するものだった
ブラウザの「バージョン100」問題、Yahooなど大手サイトにも影響があることが判明 2022 2/18 Firefoxを開発しているMozillaは、近くFirefoxとChromeで一部のサイトの表示が壊れる可能性があるとする内容をブログに投稿しました。 問題が見つかったWebサイトのなかにはマイナーなサイトだけでなく、Yahoo、Netflix、Zoomといったメジャーなサイトも含まれています。 バージョンが100に達しサイト側がブラウザバージョンを正しく解釈できなくなる この問題はFirefoxやChromeのバージョンが100に達することで、ブラウザのバージョンを示す数字が2桁から3桁に増えることが原因です。 WebサイトのなかにはUser-Agentと呼ばれるブラウザの種類およびバージョンが含まれる文字列を解釈し、サイト表示のためのコードを変えるものがあります。 しかしながら、
WebKitベースながらFirefoxとChrome機能拡張が利用可能なMac用ブラウザ「Orion」のiOS版がBetaテスターを募集しています。詳細は以下から。 OrionブラウザはVladimir Prelovacさんが開発しているWebKitベースのMac用ネイティブブラ(Beta)で、WebKitベースながらFirefoxやChromeの機能拡張が利用できることで注目を集めていますが、このOrionのiOS版が現在Betaテスターを募集しています。 Will Orion for iOS also support web extensions? Yes, we have preliminary support for some web extensions on iOS. Orion Browser by Kagi Q&A – Kagi Orion for iOSはMac版と同じく
Mozillaがフルスクリーンでビデオ再生を行うとWindowServerプロセスがCPU使用率を100%以上使用してしまう問題を一時的に対処した「Firefox 96 for Mac」をリリースしています。詳細は以下から。 Mozillaは現地時間2022年01月11日、WindowsやmacOSなどデスクトップ向けFirefoxブラウザの最新バージョンとなる「Firefox v96.0」アップデートをリリースし、同バージョンで昨年から問題になっているFirefoxでYouTubeなどの動画コンテンツをフルスクリーン再生すると、macOSのWindowServerプロセスがCPU使用率を100%以上に押し上げてしまう問題に対して対策を講じたと発表しています。 Detached video in fullscreen on macOS has been temporarily disabl
Mozillaは、Firefox 95を公開しました。RLBoxがすべてのプラットフォームで有効化されており、CPU使用率の低減などが実現されています。 Firefox 95の新機能とは? Mozillaは現地時間12月7日付けで、Firefox 95をリリースしました。 サードパーティー製ライブラリの潜在的なセキュリティ脆弱性に対してFirefoxを強化する新技術、「RLBox」がすべてのプラットフォームで有効化されています。 macOSでは、FirefoxとWindowServerのイベント処理時のCPU使用率の低減が実現されています。 また、macOS上でソフトウェアデコードされたビデオ、特にフルスクリーンでの使用電力が削減されています。これには、NetflixやAmazon Prime Videoなどのストリーミングサイトが含まれます。 他にも、簡素化されたブラウザクロームとツール
macOS 12.0.1 Montereyではマウスポインタのサイズやカラーを変更するとFirefoxなど一部のアプリでメモリリークが発生するので注意してください。詳細は以下から。 Appleが日本時間2021年10月26日より公開を開始した「macOS 12 Monterey」ではアクセシビリティ機能の1つとして、マウスポインタの外線と内側(塗りつぶし)カラーを変更できる機能が実装されていますが、初リリースとなるmacOS 12.0.1 Build 21A559時点では、この機能またはマウスカーソルサイズの変更機能を利用するとFirefoxなど一部のアプリでメモリが解放されないメモリリークが発生するそうです。 この不具合はBugZillaで報告されており、試してみたところマウスポインタのカラーとサイズを変更してFirefox v93を起動し、YouTubeの連続再生を行っただけで約30分
Mozilla、Firefox 91の正式版をリリース。Cookie削除の仕組み強化 2021 8/12 Mozillaは、Total Cookie Protection機能が強化されたFirefox 91の正式版をリリースしました。これにより、Cookie削除の仕組みがより強化されました。 新機能「Enhanced Cookie Clearing」も導入 Webを閲覧すると、WebサイトはユーザーのシステムにCookieを残しユーザーの情報や好みを把握します。Cookieの中には、個人情報(ログイン認証情報など)をサイトに保存することで、サイトにアクセスする度にログイン情報を入力する必要がなくなるなど便利なものもあります。しかし一方で、Cookieはユーザー情報を保持するため、プライバシーを侵害する恐れもあります。 この問題に対処するため、Total Cookie Protection機
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