macOS 13.3.1 Venturaでは、ファイル名に濁音やアクセント記号が含まれるとダブルクリックでファイルが開けない不具合は修正されていません。詳細は以下から。 Appleは現地時間2023年04月07日、絵文字の肌の色が選択できない/Apple Watchを利用したMacのロック解除ができない不具合と2件のゼロデイ脆弱性を修正した「macOS 13.3.1 Ventura (22E261)」をリリースしましたが、
![macOS 13.3.1 Venturaでは、ファイル名に濁音やアクセント記号が含まれるとダブルクリックでファイルが開けない不具合は未修正。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e572cd1750c4c80d7ec89f370d592c4fdf375d94/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fapplech2.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F04%2FNFC-NFD-issue-still-in-macOS-1331-Ventura-vm-scaled.jpg)
THE ECLECTIC LIGHT COMPANYより。 macOSをアップグレードするかどうか、またいつアップグレードするかの決めるのは、私たちが直面するより最も難しい選択の1つです。お使いのMacが最新リリースのmacOSを実行できない場合、または互換性のない主要なハードウェアやソフトウェアに依存している場合、その判断はあなた次第です。しかし、私たちの多くは、誤った希望や思い込みではなく、事実に基づいた判断をする以外に、私たちを妨げているものは何もありません。ここで、一般的な認識について少し考えてみたいと思います。 AppleはmacOSを3年間サポートする 数年間から、私はAppleがこの一般的な前提を述べたと思われる文書を探していますが、見つけることができませんでした。ちょうど1年前、私はこれを詳しく調べ、「8年間にわたり、AppleはmacOSのサポートについて、多くの人が信じ
Mac OS X 10.0 Cheetahから17代目を数える「macOS Big Sur」。同じタイミングでARMアーキテクチャへの移行を開始したこともあり、話題性の部分ではApple SiliconやRosettaに引けを取ってしまうが、システムの深層部分でもいくつか大きな変更が施されている。今回はそのひとつ「ボリューム構造」に目を向けてみよう。 ボリュームの「役割」 Big SurのTerminalで「df」コマンドを実行すると、Catalina以前とはだいぶ様子が異なることに気付くはず。/System/Volumesディレクトリ以下にマウントされているボリュームが多数あり、macOSのマウントポイントは「/Volumes」のはずでは? と思った向きは少なくないはずだ。 /Volumesは、ルート直下に確保されたディレクトリであり、ファイルの保存場所ではなく接続場所(マウントポイント
AppleがmacOS 11 Big SurのTime Machin機能にAPFSフォーマットを採用しています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2020年10月、新しいコントロールセンターやウィジェットを採用しデザインを刷新した「macOS 11 Big Sur」をリリースしましたが、このmacOS 11 Big SurではmacOSのバックアップ機能「Time Machine」のデフォルトフォーマットがHFS+からAPFS(Apple File System)フォーマットに変更されています。 AppleはWWDC2016でSSDなどのFlashストレージのI/Oに最適化され、より高速でセキュアなAPFSフォーマットを発表し、2017年にリリースした「macOS 10.13 High Sierra」では、起動ボリュームを既存のHFS+からAPFSへ変更しましたが、Big Surでは起
macOS 11 Big Sur Beta 3ではAPFSフォーマットのTime Machineバックアップ・ボリュームがサポートされ、よりコンパクトで高速、信頼性の高いバックアップが可能になったそうです。詳細は以下から。 Appleは現地時間2020年07月22日、WWDC20で発表した次期macOSとなる「macOS Big Sur 11 beta 3 Build 20A5323l」などを開発者向けに公開しましたが、このBeta 3からはmacOSのバックアップにAPFSフォーマットのバックアップ・ボリュームが利用できるようになっているそうです。 Time Machine New Features in macOS Big Sur 11 Beta 3 APFS-formatted backup volumes are now supported for faster, more com
macOS 11 Big Surでは暗号化された署名済のシステムボリュームのAPFSスナップショットにアップデートが適用されるため、よりセキュアで高速なソフトウェア・アップデートが可能になるそうです。詳細は以下から。 Appleは2017年にリリースしたmacOS 10.13 High Sierraで、ファイルシステムをHFS+から「APFS (Apple File System)」へ移行し、クローンやスナップショット、スペース共有機能が利用できるようになったことで、macOS 10.15 CatalinaではシステムボリュームがUser DataとSystemコンテナへ別れ、SystemはRead-Onlyとなっていますが、 AppleがITスペシャリスト向けに公開しているWWDC20のセッション10138「Discover AppleSeed for IT and Managed So
macOS 11 Big Sur Betaを既存のmacOSと同じAPFSコンテナにインストールすると「互換性のないディスク」として認識され、ソフトウェア・アップデートがインストールできなくなるので注意してください。詳細は以下から。 Appleは2017年にリリースしたmacOS 10.13 High Sierra以降で新しいファイルシステム「APFS」を導入し、このAPFSの”Space Sharing”機能により複数のファイルシステムが物理ボリューム上で空きスペースを共有できるようになったため、開発者はAPFSコンテナを作成し簡単にBeta版をインストール&テストすることが可能になりましたが、 APFS のおかげで、ベータ (プレリリース) 版の macOS を含む、複数のバージョンの macOS を今までよりずっと簡単に切り替えられるようになりました。 起動ディスクにボリュームを追加
macOS 10.15 Catalinaアップグレード後に作成されるユーザーデータ領域「Macintosh HD – Data」を消去するした場合どうなるのかを確認してみました。詳細は以下から。 先週末、macOS 10.15 Catalinaへアップグレードされた方から「macOS Catalinaにアップグレードした後、『Macintosh HD – Data』というボリュームを削除したんだけど…」という連絡を頂いたのでその時の備忘録です。 結論からいうと、以下(Fig.1)の”APFS Container A”からユーザーデータボリュームを削除するとmacOSが起動しなくなります。既知の通り、AppleはmacOS CatalinaでAPFSコンテナの機能を利用しmacOSのシステムボリュームとユーザーデータボリュームを分けるレイアウトを採用、システムボリューム(Macintosh
MacBook Pro (2015)に1TB NVMe SSDを換装し、APFSコンテナにmacOS 10.13 High SierraからmacOS 10.15 Catalinaまでのテスト環境を構築してみました。詳細は以下から。 1世代前のMacBook AirやPro、iMac、Mac mini、Mac Proはアダプタを付けることでNVMe SSDを利用することができますが、先週、Phison E12コントローラーを採用したシリコンパワーのNVMe SSD P34A80シリーズの1TBモデルがタイムセールで14,280円+ポイント還元となっていたので、テスト用Macに利用しているMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)に換装して、High SierraからCatalinaまでのブート環境を構築してみました。 購入したもの 今回購入したのは以
基調講演では紹介されない機能の中にも"発見"があるWWDC。もちろん開発者とコンシューマユーザでは目線が異なるものの、こと「ファイルシステム」の仕様変更となれば話は別、すべてのMacユーザに関わる重大案件だ。今回は、次期macOS「Catalina」におけるファイルシステムの変更点について解説してみよう。 大きく変わるファイルシステム macOSのディレクトリ構造は、前身となるNEXTSTEP/OPENSTEPの時代から連綿と続くもので、ディレクトリに与えられた役割に多少の変化はあったものの、「管理者権限を持つユーザ(スーパーユーザ)のみが書き換えを許される」という原則は一貫していた。 しかし、El Capitanのとき「System Integrity Protection(SIP)」が導入され、/usrなど特定領域の書き替えがスーパーユーザですら書き替えが原則不可能になった。これはセキ
1つのAPFSコンテナにAPFSボリュームを作成し、macOS 10.15 Catalina Betaテストを行う方法です。詳細は以下から。 Appleは現在、開発者向けに次期Mac用OSとなる「macOS 10.15 Catalina」のDeveloper Betaを公開していますが、以前にもお伝えしたとおり、macOS 10.13 High Sierra以降のMacではファイルシステム「APFS」の”Space Sharing”により複数のファイルシステムが物理ボリューム上で空きスペースを共有できるようになったため、以下のようにAPFSコンテナに簡単にBeta版のインストール領域を確保し試すことができます。 APFS のおかげで、ベータ (プレリリース) 版の macOS を含む、複数のバージョンの macOS を今までよりずっと簡単に切り替えられるようになりました。 起動ディスクにボ
macOS 10.15 Catalinaアップグレード後にのRead-Onlyになるシステムボリュームはオプトアウトなしで行われるそうです。詳細は以下から。 AppleはWWDC 2019のセッション「Platforms State of the Union」の中で、次期「macOS 10.15 Catalina」ではボリュームがシステムとデータボリュームに分割され、システムボリュームがRead-Onlyとなり、アプリケーションはデータのみにアクセス可能になると発表しましたが、その詳細をセッション「What’s New in Apple File Systems」でAppleのCoreOS担当Max Matveevさんがらが説明しています。 Learn about what’s new in file system technology, including changes to file
Mac用バックアップユーティリティ「Carbon Copy Cloner」がApple T2チップを搭載したMacでBoot不可能なバックアップを作成する設定に警告を表示するように最適化されたそうです。詳細は以下から。 システムボリュームの完全なクローンやバックアップのスケジューリングが出来るMac用バックアップツール「Carbon Copy Cloner(以下、CCC)」を開発&販売している米Bombich Software, Inc.は現地時間2018年12月13日、新たにリリースしたCCC v5.1.7でApple T2チップを搭載したMacでBoot不可能なバックアップをユーザーが作成しようとした場合に警告を表示する機能を追加したそうです。 Carbon Copy Cloner 5.1.7 December 13, 2018 ・CCC will now proactively wa
この記事は KLab Engineer Advent Calendar 2018 の6日目のエントリです。 最近のmacOSでは新しいファイルシステムが採用されていて、ファイルコピーが一瞬でできますよ、性能改善やストレージの空き容量を増やすのに役立つかもしれませんよ、という話を紹介します。 最近のmacOSのファイルシステム:APFS まず最近のMacのファイルシステムについて紹介します。2017年9月リリースのmacOS 10.13 (High Sierra) 以降、macOSでは標準のファイルシステムとしてAPFS (Apple File System) が採用されています。これはコピーオンライトファイルシステムというジャンルに属するもので、同じファイルを作成する際に実体を共有して、どちらか一方が更新された時に初めてファイルコピーを行うような仕組みを持つ、モダンなファイルシステムです。
ParagonがWindows PCからAppleのAPFSフォーマットのストレージを読み書きできるユーティリティ「APFS for Windows」のmacOS Mojave betaサポート版を公開しています。詳細は以下から。 ドイツParagon Softwareは現地時間2018年08月20日、AppleがmacOS 10.13 High Sierraで採用した新しいファイルフォーマット「APFS」のストレージをWindows PCから読み書きすることが出来るユーティリティ「APFS for Windows」のmacOS Mojaveサポート版「APFS for Windows by Paragon Software Preview Edition (以下、APFS for Windows)」を新たに公開したと発表しています。 APFS for Windows by Paragon
インターネットからアプリをダウンロードしたときなど、拡張子が「.dmg」のファイルを見かけたことはありませんか? それは「ディスクイメージ」と呼ばれ、Macで古くから利用されてきたスマートなファイル配布形式です。今回は、ディスクイメージが利用される理由と、使って便利な応用テクニックを紹介します。 ディスクイメージを使うメリット ディスクイメージとは、ハードディスクやSSDなどの記憶装置に存在するデータを、ファイルシステムの構造ごと1つのファイルとして保存したものです。ファイル/フォルダはもちろんフォーマット形式も、読み書きの権限など制御情報を含め完璧に写し取ることができ、オリジナルのディスク/パーティションを別の場所で再現できるため、バックアップ用途には最適です。パスワードを設定できるので、情報漏えいに対する安心感もあります。 ディスクイメージの形式はいろいろありますが、macOS標準の形
macOS 10.14 Mojaveのインストーラーでは”converttoapfs”オプションが削除され、全てのストレージでAPFSへのアップグレードが必須になるかもしれません。詳細は以下から。 Appleは2017年06月、WWDC 2017の中でSSDやFusion Driveを搭載したMacのファイルシステムを、AppleがMacからApple Watchまでのスケールをカバーし、セキュリティとフラッシュストレージのパフォーマンスを向上させるために開発した「APFS」に変換すると発表し、 既存のHFS+フォーマットを変換するオプション”–converttoapfs”をインストーラーに搭載しましたが、その後Fusion Driveを搭載したiMacやMac miniでAPFSアップグレード時にSSDとHDDに分割されてしまう不具合が報告されたため、AppleはHDDに加えFusion
Fusion Driveの「APFS」対応はまもなく − Appleのクレイグ・フェデリギ氏が明らかに 2018 5/23 「macOS High Sierra」で採用された新しいファイルシステム「Apple File System(APFS)」はFusion Driveをサポートしていないのですが、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏が、まもなくFusion Driveでも「APFS」が利用可能になることを明らかにしました。 同氏は以前よりFusion Driveで「APFS」をサポートすることを明言していましたが、MacRumorsの読者がAppleに対しメールでこの件を質問したところ、クレイグ・フェデリギ氏から「まもなく」との回答があったそうです。 時期的に考えると恐らく来月の「WWDC18」で何らかの発表が行われるものと予想されます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く