いまやあって当たり前、macOSにおいても空気のような存在となりつつある「通知」。しかし、基本的にはアプリがユーザに対し発するイベントの一種であり、カレンダーやタイマーのようなスケジュール/時刻管理ソフトの機能を使わないかぎり、ユーザレベルではコントロールできない。思いどおりの内容・タイミングで発信することは難しいのだ。 しかし、「スクリプト」を使えば話は変わってくる。自分でアプリケーションを開発するとなると、Objective-CやSwiftの文法から始まりAPIの知識を身につけ、Xcodeの操作方法も覚えなければならないが、スクリプトではそのハードルが大きく下がる。 そのとき、GUIを使うのだからApple Scriptか……と結論付けてしまうのは早計。Yosemiteからサポートされた「JXA(JavaScript for Automation)」を利用すれば、通知ダイアログの自作な