AppleはmacOS 14 SonomaでPostScriptとEPSファイルをPDFフォーマットへ変換する機能を削除したそうです。詳細は以下から。 Appleは2022年10月にリリースしたmacOS 13 Venturaで、macOSデフォルトのPDFリーダーであるプレビューアプリ(Preview.app)からAdobeが開発した印刷用のページ記述言語「PostScript(.ps)」と「Encapsulated PostScript(.eps)」表示/PDF変換機能のサポートを終了し、 プレビューアプリでPostScriptファイルやEncapsulated PostScriptファイルを表示/変換していたユーザーに対し、サードパーティ製アプリの使用を呼びかけていましたが、WWDC23で発表された「macOS 14 Sonoma」では、この関係がさらに一歩進み、プレビューアプリだけ
macOS 12 MontereyのプレビューアプリではPDFファイルのセキュリティ機能としてAdobe Acrobatと同じくプリントやコピーなどのアクセス権設定が可能になっています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2021年10月25日、ショートカットアプリやテキスト認識表示、AirPlay to Macなどの新機能を実装した「macOS 12 Monterey」をリリースしましたが、このMontereyではプレビューアプリもアップデートされ、PDFファイルへのセキュリティ機能が強化されています。 プレビューアプリに追加されたPDFセキュリティ macOSのプレビューアプリはこれまでもPDFファイルのパスワード保護(暗号化)をサポートしていましたが、macOS 12 Montereyのプレビューアプリではパスワードの保護の他にアクセス権設定が追加されており、 [twenty20
先日発表されたMac向け次期macOS Catalinaですが、WWDC 19では語られなかった部分についても、デベロッパーたちのコード解析などによって詳細が判明しつつあります。macOS Catalinaでは「プレビュー」アプリで、iPhoneやiOSを通して署名ができることが分かりました。 より手軽に署名ができるように 「プレビュー」はドキュメント編集を目的とした標準アプリで、PDFファイルのフォームにテキスト入力や署名を行うこともできます。アプリ自体は従来のmacOSにも搭載されていましたが、署名を行うにはMacのトラックパッドで入力するか、内蔵カメラを使って署名をキャプチャする必要がありました。 しかし、macOS Catalina以降はMacに接続したiPhoneやiPad経由でも署名が可能となります(Apple Pencilも対応端末なら利用可能)。署名に使うデバイスはiOS1
MacでもWindowsでもスマートフォンでもよく見かける「PDF」。読むばかりで作ったことはない、という人のほうが多いかもしれません。しかし、MacとPDFの相性はバツグン。その少し上級な使いこなし術を紹介します。 PDFを使う理由 知人からワープロ文書が送られてきたけれど、Macに付属の「Pages」で開いたら画像の位置がおかしいし、見出しに奇妙な記号が使われている……訊ねても問題ないと言われるし、Macの設定がおかしいの? などという質問を受けることがあります。そういった場合、文書を作成した側が文書を「PDF」に書き出せば、作成元アプリ(バージョン)の違いやパソコン/スマートフォンに入っているフォントの違いによる"作成者の意図しない表示"を防げます。 PDF(Portable Document Format)は、ディスプレイで見たままの情報をファイル化する文書フォーマットです。Ado
macOS 10.13 High Sierraの「PDFKit」にも不具合があり、Acrobat Readerなどサードパーティ製アプリとプレビューアプリの間で表示が違います。詳細は以下から。 Appleは昨年リリースしたmacOS 10.12 SierraからPDFKitフレームワークのアップデートに取り組んでおり、そのためPDFKitを利用したサードパーティ製アプリとAppleのプレビューアプリ間で表示の乱れや、いくつかの不具合が発生しましたが、この不具合はmacOS 10.13 High Sierraでも完全には修正されていないそうです。 macOS 10.12で確認された不具合 過去にScanSnapで作成したPDFをmacOS Sierraのプレビューアプリで扱うと一部のページが白紙になってしまう不具合。 macOS 10.12.1で修正された不具合 Apple、「macOS S
What's "Quartzフィルタ"? 描画機構「Quartz(2D)」や印刷機構の「CUPS」、そしてワイヤレス印刷機構「AirPrint」など、PDFはApple製OSの奥深くまで浸透した技術といえる。特に、プリンタで紙に印刷する代わりにPDFへ出力する機構は汎用性も高く、OS XとPDFの親和性の高さを裏付けるユースケースといえるだろう。 そのPDFファイル出力だが、ダイアログに「Quartzフィルタ」という項目を確認できるはず。文字どおり、Quartz(2D)で使用されるフィルタであり、システム領域(/System/Library/Filtersディレクトリ)にプリインストールされているものが選択肢として表示されているというわけだ。 Quatrzフィルタの中身はUTF-8フォーマットのXMLファイルで、カラーマネジメントに関する情報が記載されている。だからテキストエディタで編集す
macOS Sierraのプレビューアプリで発生している不具合のまとめです。詳細は以下から。 TidBitsや複数の開発者によると、Appleは現在macOSとiOSのPDFフレームワークを統合中(WIP:Work-In-Progress)で、それが原因でmacOSのプレビューアプリにいくつかの不具合が起こっているそうなので以下にまとめました。 macOS 10.12.2ではScanSnapでOCR化したドキュメントをプレビューアプリで編集するとOCRレイヤーが破壊される不具合。 macOS Sierra 10.12.2のプレビューアプリによりScanSnapなどのドキュメントスキャナで処理したOCRレイヤーが破壊される条件と対処法。 *これらの不具合の修正はmacOS 10.12.3以降になると思われるので、不具合に遭われている方はFinderでPDFファイルを選択し、[ファイル] →
macOS Sierra 10.12.2のプレビューアプリによりScanSnapなどのドキュメントスキャナで処理したOCRレイヤーが破壊される条件と対処法のまとめです。詳細は以下から。 昨日、TidBitsがmacOS SierraのPDFKitにはmacOS 10.12(.0) ~ 10.12.2までに潜在的な不具合が存在し、macOS 10.12.2ではScanSnapやDoxie QなどのドキュメントスキャナでOCR処理したPDFファイルがmacOSのプレビューアプリにより破壊され、 macOS SierraのPDFKitには潜在的な不具合が存在し、macOS 10.12.2ではScanSnapでOCR化したドキュメントをプレビューアプリで編集するとOCRレイヤーが破壊される不具合も発生中。 サードパーティ製PDFビュワーやアプリに影響を及ぼしている状態を紹介していますが、この現象は
macOS SierraのPDFKitには潜在的な不具合が存在し、macOS 10.12.2ではScanSnapでOCR化したドキュメントをプレビューアプリで編集するとOCRレイヤーが破壊される不具合も発生するという報告がされています。詳細は以下から。 macOS Sierraではアップデート後にPFUのScanSnapでスキャンしたドキュメントが白紙になってしまう不具合などが存在しPFUおよびAppleはこの問題をmacOS 10.12.1までに解決していますが、 関連記事 PFU、過去にScanSnapで作成したPDFをmacOS Sierraのプレビューアプリで扱うと一部のページが白紙になってしまう現象があるとしてサポートページを公開。 PFU、macOS Sierraで発生しているScanSnapの不具合について、一部機種に「ScanSnap Manager」などのアップデートを提
紙へ印刷する代わりにPDFへ出力できるのは、macOSユーザにとって当たり前のこと。しかし、出力するたびにプルダウンメニューで「PDFとして保存」を選択しなければならず、ネットワークプリンタとして他のPCやスマートフォンからPDF出力することはできない。今回は、その悩みを解決する「PDFプリンタ」について考えてみたい。 macOSの印刷システムとPDF macOSの印刷システムは、OS Xリリース当初のLPRに代わり「CUPS(Common UNIX Printing System)」が採用されている。変更はJaguar(OS X 10.2)のときだから、かれこれ14年以上の実績を持つわけで、macOSのユーザのみならずプリンタメーカーにも運用ノウハウが蓄積されていると考えられる。 CUPSでは、プリンタードライバはCUPSの「フィルタ」として存在する。通常は/usr/libexec/cu
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