CUBOXの話つづきです。 OS(debian)を新規インストールする前段階、u-bootほかについて。 さて、ここからコンソール接続の状態で操作していくわけだが、通常のPCなどではハードウェアの詳細をモニタ・設定できるBIOS画面がある。 しかし、このCUBOXほかARMプロセッサ系は、元々組込み用的な性格もあってか、BIOS画面に相当するようなものが存在しない模様。 そのかわりにBIOS的な動作を一体化させたようなブートローダ(記憶メディアから起動プログラムを読み込む最初のプログラム)であるu-bootというブートローダが最初に起動するようになっている。 通常のLinuxでは「BIOS⇒ブートローダ⇒カーネル⇒init(システムの一番最初のプロセス)」と起動する。 そのうちのブートローダは、HDD等の起動ディスクの一番最初のセクタに記録されているが、CUBOXでは本体にSPIフラッシュ