「新型ASIMO」は、周囲の人の動きに合わせて自ら行動する「判断」能力を備えたことによって、これまでの「自動機械」から「自律機械」へと進化しました。 Hondaは、自律機械としてのロボットに必要な要素を3つに定め、これらを実現する技術を開発しました。 <Hondaが定めた自律機械としてのロボットに必要な要素> 1. とっさに足を出して姿勢を保つ「高次元姿勢バランス」 2. 周囲の人の動きなどの変化を複数のセンサーからの情報を 総合して推定する「外界認識」 3. 集めた情報から予測して、人の操作の介在なしに自ら次の 行動を判断する「自律行動生成」 これらの能力が備わったことで、「新型ASIMO」は人と共存する環境下での実用化にまた一歩近づきました。