こんにちはユレオです。 映画や小説作品などの大衆向けコンテンツでは、実在の人物を主人公にした作品が数多く存在し、漫画作品においても同様に実在の人物にフォーカスを当てた作品が多数存在します。 しかし、こうした作品には様々な改修が施されることがあるため、歴史上の人物であっても別人のように描かれることは珍しくはなく、実際の人物像と異なる印象を与える作品が数多く存在するのも事実です。 今回紹介する漫画作品は、現在の南ルーマニアに存在した「ワラキア公国」という国の君主であるヴラド・ツェペシュ(ヴラド三世)の壮大な人生を描いた「大河歴史ロマン」作品で、歴史的な資料的な価値も高い作品になります。 タイトル:ヴラド・ドラクラ 作者 :大窪 晶与 連載期間:2018年~ 巻数 :既刊6巻(2023年3月) 15世紀の南ルーマニアに実在し、「串刺し公」という異名を持ち、ブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ