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2009年1月10日のブックマーク (7件)

  • 「『爆心地』の芸術」椹木野衣

    椹木野衣氏は『日・現代・美術』で日という「悪い場所」や現代という「閉じられた円環」を批判し、日の現代美術をリセットするために、自ら企画して水戸芸術館で『日ゼロ年』を開催した。その論考を中心にまとめたものがこの「『爆心地の芸術』」である。 この〈ゼロ〉で思い出すのは、ロザリンド・クラウスがアヴァンギャルドについて述べた「零地点(ground zero)」(注1)のことである。アヴァンギャルド(ここでは未来主義のこと)は、「過去に対する拒絶や精算以上」のものであり、文字通りの起源、ゼロからの出発、誕生だというのだ。 クラウスは、アバンギャルドの無垢の起源として、「その向こうにいかなるより深いモデルも指示対象もテクストも存在しない、争う余地のない零の場(zero-ground)」、すなわちグリッドをあげて論じるのだが、椹木のゼロは、否定すべき、既成の枠組みたる「現代美術」がいったい何か、

    soulstice
    soulstice 2009/01/10
    グリッド論はイコノクラストとしてのクラウスの自己認識の記述だし、ゼロネタは偶像崇拝者としての椹木の自己認識の記述で、話がそこで止まってしまう点似たもの同士。アカデミックな評価では雲泥の差があるが
  • ART TOUCH 絵画と映画と小説と

    グリーンバーグ”は “Abstract, Representational, and so forth”(1954年) というエッセイでフォーマリストの立場から「抽象と再現性」について書いている。以下要約する。 絵画であろうと彫刻であろうと、抽象芸術は退廃の象徴であり、それにくらべ、「自然(具象)に帰れ」という願望は健全なことだと見なされている。他方、抽象芸術の擁護者は、抽象こそ優れているのだと主張している。 しかし、芸術というのは原理の問題ではなく、経験の問題であり、芸術で大切なものは質なのである。歌詞が音楽の価値と関係ないのとおなじように、再現的なイメージは、絵画や彫刻の価値と関係がない。再現性というのは、大きさや色や絵具の質やデザインなどと同列の作品の一つの側面(アスペクト)であり、作品全体の質をきめる特権的なものではない。 再現性は絵画にコンセプチャルな意味を与えるが、それが作品の

    soulstice
    soulstice 2009/01/10
  • 貧困撲滅 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ダイヤモンドオンラインの辻広雅文氏が、久しぶりに貧困問題を取り上げています。おおむね首肯できる内容ですので、紹介しておきます。 http://diamond.jp/series/tsujihiro/10058/ ただ、最初にいささか苦言。労働問題の専門家ではないので仕方がないとはいえ、冒頭近く「政府与党、野党ともに動かざるを得なくなった。舛添・厚生労働相は「製造業への派遣を規制すべきだ」との考えを表明した。野党も民主党が中心となって、製造業派遣規制に共闘して踏み込もうとしている」と、あたかも製造業派遣の禁止が派遣労働者のための政策であるかのように誤認しているのは、やはり認識不足を指摘しておきます。 しかし、そのあとは貧困問題、非正規労働問題について、ほぼ的確な認識が続きます。 >もはや貧困は、見たくなくてもだれもの視野に入らざるを得ない。現に今、私たちは東京・日比谷でそのごく一部の人々を目

    貧困撲滅 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    soulstice
    soulstice 2009/01/10
  • 自民党と民主党は“貧困ライン”を設定し、貧困撲滅を政権マニフェストに掲げよ|辻広雅文 プリズム+one|ダイヤモンド・オンライン

    年末年始、東京・日比谷公園に設置された「年越し派遣村」に多くの耳目が集まり、職と住居を失った人々の悲惨な暮らしぶりが繰り返し伝えられると、政府与党、野党ともに動かざるを得なくなった。舛添・厚生労働相は「製造業への派遣を規制すべきだ」との考えを表明した。野党も民主党が中心となって、製造業派遣規制に共闘して踏み込もうとしている。 今日のパニック的な派遣切りの主因の一つは、産業界の要望を全面的に政府が受け入れ、雇用の規制緩和一辺倒で対応してきたことにあるから(当コラムの第56回「“派遣切り”の加速は、企業の質を理解できない政府の自業自得だ(2008年12月18日」)、規制の多面的見直しに進むのは、セーフテイネットの拡充とともに、当然であろう。 だが、与野党ともに、あの年越し派遣村に集った人々が何者なのか、社会にどう位置付けされるべき問題なのか理解していないように思える。政治がいかなる責任を

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    soulstice 2009/01/10
  • 現代の「宗教的世界」 - 反省芸術・糸崎公朗blog3

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    soulstice 2009/01/10
  • Expired

    Expired:掲載期限切れです この記事は,ロイター・ジャパンとの契約の掲載期限(30日間)を過ぎましたのでサーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。

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    soulstice 2009/01/10
  • 【さらば革命的世代】第3部(4)安田講堂から40年 あの闘いは“勝利”だった (1/4ページ) - MSN産経ニュース

    【さらば革命的世代】第3部(4)安田講堂から40年 あの闘いは“勝利”だった (1/4ページ) 2009.1.10 18:00 世界革命は成功した? 「全共闘運動は敗北だったといわれるが、勝利だったという言い方もあると思う。日の新左翼は権力こそ奪えなかったが、今の世の中をみると、掲げた目標はかなえられているとも思えるのです。逆説的な言い方ですが…」。 全共闘の時代を描いた著作「1968年」などのある文芸評論家で、近畿大学教授の●(=糸へんに圭)(すが)秀実さん(59)は、日の新左翼運動についてこう語り始めた。 自身も全共闘経験者だ。新潟の県立高校から昭和44年に学習院大に入学し「波に巻き込まれるように」学生運動に加わり、学習院大全共闘の創設にかかわった。学習院らしいというべきか、シンパには明治の元勲の親類や、高名な政治家のおいといった学生もいたという。 大学中退後も日読書新聞の編集

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    soulstice 2009/01/10