女性1人が生涯に産む子どもの平均数を示す合計特殊出生率が、2010年は1.39で前年を0.02ポイント上回った。05年の1.26を底に、上昇傾向が続いている。厚生労働省が1日に公表した人口動態統計で分かった。出生数も107万1306人と、前年より1271人増えた。 最初の子を産んだ時の平均年齢は29.9歳で、前年の29.7歳より上昇。30代後半から40代の出産が増えたのが目立ち、晩産化が進んでいる。 昨年中に結婚したのは70万213組で、前年より7521組減った。初婚年齢の平均は、夫が30.5歳で前年より0.1歳上昇、妻が28.8歳で前年より0.2歳上がった。離婚は1970組減少し、25万1383組だった。