Draw sequence diagrams in seconds using this free online tool.
シーケンス図(Sequence Diagram) シーケンス図とは、クラスやオブジェクト間のやりとりを時間軸に沿って表現する図です。機能ごとに相互作用(Interaction)と呼ばれる下記のようなフレーム内に処理内容を記述します。 記述例 下の図は、在庫管理システムの一機能を表したものです。 【要件定義】 店員は在庫管理画面から在庫一覧を確認できる。 この機能は、「店員オブジェクト」、「管理画面オブジェクト」、「倉庫オブジェクト」、「商品オブジェクト」から構成されている。 メッセージと呼ばれる矢印で各オブジェクト間の応答を表し、縦軸(上から下)を時系列として応答の順序を表現しています。 これにより、ある機能(例では在庫一覧)を実現する各オブジェクトが時間に沿ってどのように相互作用しているかがわかります。 ▲PageTop 構成要素 シーケンス図は次の要素で構成されます。 構成要素一覧
UML(Unified Modeling Language)とは、様々な開発現場で使用されている設計書の書式を統一する目的で規定された言語で、1997年にOMG ( Object Management Group ) により標準化されました。 但し、UMLによる標準化はあくまで表記方法であって、開発手法の方法論ではありません。 UML2.0では表記方法を以下のように分類しています。 構造に関する表記 振る舞いに関する表記 構造に関する表記 ・クラス図(Class Diagram) クラス構造を表現します。 ・オブジェクト図(Object Diagram) クラスをより具体化したオブジェクトで表現します。 ・パッケージ図(Package Diagram) クラスなどをグループ化し整理された関係を表現します。 ・コンポジット構造図(Composite Structure Diagram) クラ
UMLの図法の中でも、シーケンス図はとても良く使われるものの1つです。クラス構成が複雑なアプリケーションでも、メソッドの呼び出しを順に辿っていき、それをシーケンス図に描いてみると、処理の流れが理解できたりします。 しかし、シーケンス図は、単に処理や手続きの順序を示すためのものではありません。メソッドが多かったり、呼び出す順序が決まっているからと言って、単に、呼び出されるメソッドを順に並べただけのシーケンス図を描いてしまうことがありますが、それはあまり意味がありません。 ここでは、良いシーケンス図を描くための考え方を紹介します。 処理の流れを図で示そう ここでは例として、画面Aで入力した値を、画面Bで表示するだけの、単純なアプリケーションを考えてみましょう。 このアプリケーションはとても単純ですが、きちんと設計書を書いておくことにしましょう。 ソフトウェアの仕組みは、図で示すと分かりやすくな
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